Fマウント
ルリクワガタ属は小さいので、三角台紙などに貼り付けて、針を刺すことになります。
三角台紙には、透明セルロイド製の既製品もあるようですが、私はケント紙をカットして作っています。
また、貼り付ける向きにも、下から、横から、などありますが、私は右横からとしています。
この後、平均台を使って高さの調節を行います。
三角台紙と標本針
三角台紙の尖った先端を少しカットし、その先端に少量の木工用ボンドをツマヨウジで垂らし、その上にルリクワガタ属標本を置いて固定します。丁度、前胸腹板のあたりを接着するようにします。
数時間放置して乾燥したら、三角台紙の尖っていない側に針を刺します。
針を刺す位置も統一すると、標本箱での見栄えが良くなります。
針の太さは有頭2号にしています。
この後、平均台を使って高さの調節を行います。
平均台
さらにExcelで作成して印刷したラベルに針を通し、同じように平均台で高さを調整して標本箱に納めます。
標本箱の種類や並べ方にも好みには個人差があるようで、現在、私は試行錯誤中です。
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