2013.12.7
単独、山梨県で2ポイントを回り、コルリクワガタ狙いの材採集。
10年前、初めて材採集でコルリ成虫をゲットした斜面に入ったものの、まさかのルリ1♂成虫ゲットで終了…。


 2013年の11月中旬以降、関東地方の平野部は全く降水の無いまま12月に突入…。
 当初、週間天気予報では、「雨」だったはずの第一土曜日。
 引き続き晴れそうなので、出動することにしました。
 気付けばあっという間に師走になってしまった…。
 先週は群馬県で、いよいよ始まってしまったコルリ材の凍結に悩まされました…(採集記)。

 全開で結果が出るかどうかの大冒険採集は厳し過ぎるので、当初はコルリ成虫を何頭でも追加したいと思っている山に登る予定でした。
 地図を広げて冷静に考えてみると、自身、生まれて初めてルリクワガタ属成虫(トウカイコルリ♀)を材採集でゲットした山梨県のポイント(2003.10.9)、実は♂のゲニチェックが終わっていない(苦笑)。
 心の隅に引っ掛かっていたポイント、思い切って向かうことにしました!
 WEBで調べてみると、来週にはアクセス出来る林道が閉鎖になるとのこと。
 標高がやや高いため、材凍結が進んで厳しそうですが、初心者の自分が、落葉前の薄暗い条件で結果を出せた斜面なので、何とかなるだろうと思っていました…。


第1ポイント
 日の出時刻に現地着!
 もう直ぐ納車から2年となるWRXと富士山のツーショットを撮影!
 先日のLAモーターショーでついに4代目のWRXが発表され、来年か再来年には国内でも新型WRX-STIが発売されそうです。
 それでもこの3代目のWRX、今の自分にピッタリで不満は全くありません!
 B4の前に乗っていた初代WRX-STI(GC8)は、常に神経を尖らせて乗らないと心地良く走れなかったのに、この3代目WRX-STI(GVB)は「だらけて」乗っても満足感を味わえる!
 出来れば乗り潰したい所です。

 気温は-3℃。
 6:50、かつてコルリ♀成虫を出した斜面へ!

 材凍結があるものの、(・)マークの確認なら容易だろうと考えたのに、(・)マーク材が全く見付からない…。
 何で???
 経験ゼロに等しかった10年
前の自分がコルリ成虫をゲットしている斜面なのに…。

 結局、思い出の斜面では、コルリ幼虫のゲットすらならず…。
 とにかく材が無い…、「枯れ枝」はあるのものの、「朽ち枝」が無いのです…。
 冷静に考えると、そんな印象の斜面が各地で増加している印象です。
 10年後(2023年)、コルリの材採集が今より厳しくなる斜面が大幅に増えてしまうのかと心配…。


 2時間半を掛け、過去には熊への恐怖で進むことの出来なかった斜面まで入り、何とかコルリに間違いない2幼虫と、まさかの状況で出たルリ1♂をゲットし、完全ボーズは免れましたが、本当にきつかった…。
 このルリ♂も貴重なプロットになります。

 あまりにも厳しいので、ゲートの掛った林道を歩いて進んでみることに。
 何故ゲート?
 その意味は直ぐに判りました。
 かつてB4でこの先にまで入ったことがありますが、激しい崖崩れ…。
 このまま廃道か。

 引き返すか迷った末、岩を乗り越えて進み、2003.10.21にルリとコルリを出した斜面に入ってみました!
 ここなら何とかなると思ったのに、(・)マーク材は地上材でも接地材でも1つも確認出来ず…。

 やばい…。
 
材凍結が無くてもこの尾根周辺で、コルリ成虫を出すのは今の自分には無理…。
 ここから100m以上急斜面を下ると沢があるようなので、このポイントのラベルのコルリ成虫をゲットするためには、次回はその周辺でチャレンジするしか無い印象です。

 第2ポイント
 このまま帰るのももったいないので、ここもルリ属初心者の頃通った横付けポイントに立ち寄ってみることに。
 
 標高は第1ポイントより低いのに北に面しているので、斜面は完全凍結…。


 20分程歩いてみたものの、コルリ幼虫すらゲット出来ず。
 ただ、第1ポイントとは違ってマーク材は見付かるので、時間を掛ければ成虫ゲットは出来そう。
 一方で、かつては斜面突入直後の尾根に近い場所で、簡単にコルリの(・)マーク付いた落ち枝が見付かったのに、斜面を大分下らないと見付からない印象。
 このポイントも以前より、コルリを採り難くなっているのは間違いなし…。

 自宅着は13:00!
 来春のコルリ材採集全開シーズン再開に向けて、焦りを感じる日になりました。

 

 

TOP

hidarikara ,
 idarikara ,hidarikara ,