2013.3.16
 埼玉県で縦走登山採集にチャレンジ!
 以前から気になっていた山でコルリ3♂+7♀をゲット!!


 先週、鈍った身体に鞭を打って、2013年春のルリクワガタ属狙いの材採集シーズンインとなり、出来過ぎな結果を出すことが出来ました(採集記)!
 昨年までなら、ホソツヤルリクワガタだけを狙う採集も「あり」でしたが、今年のターゲットはコルリクワガタ(の仲間)のみ…。
 大分変ってしまいました…(苦笑)。

 と言うことで、2013年の2回目の春のコルリ狙いの材採集は、以前から気になっていた埼玉県の山を目指すことにしました!
 (採集記で何度か書いていますが)私は埼玉県民でありながら、埼玉県ラベルのルリクワガタ属標本は、隣の東京都ラベル、あるいは群馬県ラベルのものに比べて個体数もラベル数も圧倒的に少ないです…。
 意識して埼玉県の山に向かっていない訳ではないのですが…。

 目指す山はラベルと言う意味でも、ゲニチェックのプロットと言う意味でも非常に興味深い山。
 ついにチェレンジする日が来ました!


 先週と同じく、自宅を4:30発!
 関越道は春スキーを楽しむ方?が多いのか混雑気味で、80km/hr位で進む時間が続きました。
 
 それでもWEBでチェックした駐車場には6:00過ぎに到着。
 やはり埼玉の山は近い(笑)。
 30台位停めることが出来る駐車場ですが、何と貸切!
 人が多い山は好きではありませんが、少ないと心細くなる…(苦笑)。
 人気の登山ルートのはずなのですが…。


 身支度を整え、6:15過ぎに登山開始。
 気温は1℃…、登山には丁度良い気温です!

 今週もスギとヒノキの植林帯歩き…。





 
 それでも標識が多いのと、杉の巨木が所々あるお陰で、先週のような退屈過ぎる登山道ではありませんでした
 至る所に「歴史」を感じる登山道でした。

 標準登山時間は2時間とされているルートですが、大分早く山頂に着きそう、と思った頃、雰囲気を感じる広葉樹林が見えた!
 突入!

 (・)マークが無かったら直ぐに登山道に戻ろうと思ったものの、直ぐに(・)マーク材を発見!
 乾燥はきついものの状況からコルリに間違い無し!
 意外にコルリの棲息密度が高そう!
 時間を掛けることにしました。

 
 結果、今までに経験したことの無い独特の「南斜面」で、本命のコルリ3♂+7♀をゲット!!
 以前から気になっていた「コルリ・プロット」を刻むことが出来た!!
 2週連続の出来過ぎな結果になりました!




あまりのカラカラ材でルリを疑ったものの、間違いなくコルリ♀


コルリ♂



コルリ♂


コルリ♂


コルリ♀

 1時間半でコルリ成虫は10頭!
 結果が出たので、移動開始!
 本命に考えていた斜面は山頂の先なのでした。

 まずは山頂に行ってみることに!
 関東平野からも良く見える山。
 フェンスのある山頂に大絶景が広がるのは想像していましたが、視界にも恵まれ、想像以上の素晴らしい山頂になりました!






埼玉県からも見える、あの高層湿原…


谷川連峰!

 樹間に僅かに頭を出した富士山、そして南アルプス、まさかの北アルプスまで確認!
 目の前にフェンスがあるのが何ともですが、凄い大絶景の山頂でした!!
 下界を見渡せば、街を走る車がよく見える!
 一方で、(冗談のようですが、)かつての山頂は今は無くなってしまい、この山の標高は30m位下がったとのこと…。


 当初は山頂の先の斜面をコルリ採集の本命ポイントとしてイメージしていましたが、ここは昔から信仰の山。
 山頂近くにある神社のことを考えると斜面に入る根性はなく、下山開始…。

 下山では別のルートを使いました。
 一気に標高が下がります。
 この正面に見えるピークとの間にある最低標高地点から登山道を下ればWRXを停めた駐車場まで戻れます。

 しかし…、正面に見える二つのピークまでは、縦走登山で有名なルートが続いている!
 しかも、このルートを進めば一筆書きでWRXまで戻れる!

 縦走登山…、電車やバスを使ったり、同行者の車を使うことで楽しむことが出来そうですが、車利用の単独出動でそれを果たすことが出来る山(ルート)は少ない…。
 山頂の大絶景を味わってしまい、もはや自制は効かなくなりました(苦笑)。
 コルリ採集の方は下見と言うことにして、この先に続く縦走ルートを進むことにしました!

 これと言った特徴の無い登山道。

 振り返ればさっき登った山!
 しかし、何でこんな植林が山頂まで…。

 シンプルな山頂2つを通ることが出来ました!
 登山道沿いでも(・)マークの確認が出来たので、この2つの山ラベルのコルリ採集はいつか!




 下山も幅が広くて歩きい登山道が中心。



 この春の材採集出動は「コルリ」狙いになりそうです!

 
 高速道は使わず、少し遠回りして埼玉名物(?)の「小江戸」ルートを使って帰宅!

 

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