2008.4.12 関東周辺
同行:ピイさん
結果:3ポイント回って、ホソツヤルリ1♂+4♀、コルリ1♂+4♀、オオルリ1♀をゲット。
今回は、ピイさんと3/15以来、1ヶ月振りにご一緒させていただくことが出来ました!
3/15の登山採集は素晴らしい思い出になりました(採集記)。
ピイさんは、その後も単独、低標高のオオルリゲットをご成功されています。
今回の最大のターゲットは、ピイさんも私もゲットしたことが無いポイントのホソツヤ。
ピイさんも、気合が入っていらっしゃるようです。
最後の車検を通されたばかりのピイさん号が定刻の5:30に到着!
今回は、B4で出発しました。
あっと言う間に高速を下りて、下道。
桜の花が、最も見頃と思われる場所を通ります。
この趣味にはまっているおかげで、毎年、4月一杯はいずれかの標高で桜の花を楽しむことが出来ています。
第1ポイント
まずは、今日の本命のホソツヤルリ・チャレンジの登山です。
晴れているものの、風が強く想像以上に寒い!
カラマツ林とミズナラ林に挟まれた急な登山道を登ります。
途中、ミズナラ林に入ってみるものの、駄目…。
ピイさんがマークも確認出来なかった落ち枝からコルリと思われる幼虫3頭を出されましたが、ホソツヤは相当に厳しそうです。
気付けば大汗をかきながら尾根に到達。
やや細い木が多くなってしまいました。
そして、このミズナラの枯れ枝の先端に3個、少し下がった位置に1個の(・)マークを確認。
恐らく、ホソツヤルリによるものと想像されますが、高すぎて届かない。
でも(・)マーク材を見つけたことで、周囲を探せば簡単に追加確認が出来ると思い込みました。
この先の北斜面は植生が悪いので、やや雪の多くなった東斜面に進むことに。
ピイさんも、私も、本気モードで立ち枯れ、枯れ枝を見て行きます。
でも、良い感じの材があるのに、(・)マークが一つたりとも見付かりません。
信じられない。
雪は、深いところで50cm位あり、ズボッと足が刺さると、体力消耗が激しいです。
結局、相当標高を下げて斜面を探し回ったのに、ピイさんも私もホソツヤルリが疑われる(・)マーク材の確認は出来ませんでした。
厳しい…。
途中でコルリも意識し、幸運にも2♀と1幼虫をゲットするのがやっと…。
再び、下ってきた斜面を体力消耗をしながら登り直し、尾根道を歩いて、B4の駐車場所まで戻ることになりました。
雪が解けた後の落ち葉は、ピタッと平らになっています。
ピイさんも数年来気になっていらっしゃったポイントの状況を確認出来て、スッキリされているようでした。
私も、あの幻のようなマーク材がホソツヤルリによるものであったとしても、ここでホソツヤルリを採ることは一生出来ないんじゃないかと思いました。
第2ポイント
再登山開始。
ここはピイさんも私もホソツヤルリ成虫を採ったことがあるポイントです。
第1ポイントより少し笹の背丈が高い程度でそんなに植生は違ってないように思うのですが、こちらでは比較的早い段階でホソツヤルリの成虫が採れました。
ホソツヤ♀
ホソツヤ♀
歩き出してしまったホソツヤ♀
やっと出たホソツヤ♂
実は、ホソツヤルリを求めて、もう一箇所向かおうかと考えたものの、目的地より遥か手前にこの看板。
体力消耗が激しい理由の一つにこの気温もあったようです。
標高1000m超えなのに。
第3ポイント
この季節になると、陽が長くなり、採集可能時間が延びます。
ここでは、オオルリとコルリをゲットしたことがあります。
ホソツヤルリは厳しいかな?、と思いつつ、今回は意識してみることにしました。
ピイさんとご一緒させていただけたことで、ハイテンションで採集を継続出来ます。
もう一度、斜面にチャレンジ。
今日の目の当たりにした雄大な風景はいつか公開させていただこうかと思います。
ピイさん、充実した一日、楽しかったです。
ありがとうございました。