2007.10.7
同行:きっちゃさん

結果:自身、第1ポイントでホソツヤ1♂+2♀、コルリ5♂+2♀、
        第2ポイントでホソツヤ2♀、をゲット!
    きっちゃさんもホソツヤ2桁+複数のコルリをゲット!

 今回は岐阜県御在住のきっちゃさんと、山梨県でのルリ属狙いの合流採集をすることができました!
 前回、長野県でのホソツヤルリの新芽採集(2007.6.2)を成功させてから早くも4ヶ月。
 
 きっちゃさんとの合流採集の好天確率は100%。
 毎回、予備日を設けていますが、今回も本命の3連休中日の日曜日は好天の予報。
 いつかジンクスが崩れる日が来るはずですが、毎回出来すぎ…。

 きっちゃさんは山梨県内に前泊。
 こちらは、気合も入り、山梨としては早すぎる感じの4:00発となりました。


 先日、ブレーキパットとタイヤを換え、準備は万全。
 タイヤ屋では、100km走ったら点検に来て下さいと言われていましたが、今の週末の出動距離で100kmなんて、片道にも満たない数字…。
 タイヤの状況をみながら、慣らし運転することにしました。

 渋滞はなく、やはり早すぎ、目的地より大幅に手前のICで下道に出て、時間調整。
 目的地近くの道の駅で6:30の待ち合わせ約束でしたが、6:00に着いてしまいました。
 ニュータイヤを撮影。

 グリップ力は高いとのことですが、ちょっとノイズが大きいかも…。


 きっちゃさんも6:20に到着!
 荷物を移して、今回はB4で出発!
 今回も晴天です!

 話をしていたらあっと言う間に目的地着。
 まずは、車横付けの斜面に入りました。


第1ポイント


 まだ、薄暗い林。

 きっちゃさんは、ホソツヤ狙い、こちらはホソツヤでもコルリでもルリでも何でもOKという感じで挑みました。

 コルリと思われるマークはほどほどあり、幼虫は簡単に確認。
 でもホソツヤマークはパラパラという感じで、幼虫の確認がやっと。

 この秋のルリ属採集では、厳しい結果が続いているので、今回ももしかしたら予想外の結果になってしまうのかと心配し始めた頃。

 きっちゃさんが、枯れ蔓からホソツヤの♂を立て続けに2頭ゲット!
 到着して30分も経っていないのに、凄い…。
 毎回、毎回、一発勝負のホソツヤ狙いの採集で結果を出されています!

 こちらは、幼虫ばかり…。
 今日も厳しいかなと思った頃、出ました!

 今シーズン初のコルリの♂です!
 ホッとしました。

 その後、しばらくは2人とも追加なし。

 一旦、標高を上げてみると一面の笹薮で手を付けられず。

 下山後、斜面を変えても駄目。
 車で移動して、チャレンジしようとしても駄目。
 
 午前中はきっちゃさんがホソツヤ2♂、私がコルリ1♂という結果で終わりました。
 
 さて、どうしよう…。

 陽も短くなっており、ポイントを大幅に移動する余裕は無いので、駄目元で新しい方向の斜面に入ってみることにしました。
 何と登山道がある。
 そして、入ってまもなく、コルリ(・)マークを発見。
 しかも、周辺には笹がほとんどない。

 ヤマトリカブトが群生する斜面へのチャレンジ、この選択は大当たりでした。


 しばらく成虫は出なかったものの、きっちゃさんはホソツヤをゲット!
 更にコルリの当り材からコルリ成虫4頭をゲット!

 こちらも、コルリを追加! 





 そして、コルリ材と思って削った落ち枝からホソツヤ♀まで…。


 その後、立ち枯れからホソツヤペアもゲット出来ました!
 結果的に出たのではなく、狙って出るのというは嬉しいものです。

 きっちゃさんはホソツヤの当り材を見付けられ、一材から10頭のホソツヤを次々にゲットされました!
 削る度にホソツヤ成虫が出るようなあの瞬間、α波で満たされるんだろうなぁ〜。

 結局、時計も14:30になり、移動することに。


第2ポイント

 きっちゃさんが、是非行かれたいとおっしゃっていたとある施設に寄った後、駄目元で近くの斜面に入ることにしました。
 
 日没を考えると、チャレンジ出来る残り時間は1時間弱。
 何と、きっちゃさんは直ぐに(・)マーク連打材を発見!!
 でも、本当に残念でした…。
 4頭のホソツヤの蛹(の死骸)と1頭のテネラル♂(の死骸)…。
 先日の台風9号で材が水没したことが原因のようです。
 台風襲来が無かったら…。

 私の方は、ギブアップしかないなと思った頃、過去の削り痕のある材から、ホソツヤ♀が出てしまいました。

 
 こういうことがあるから、ルリ属採集は止められないのかも知れません。

 結局、もう1♀を別の材から追加することが出来て、今日の採集は終了。

 顔が痒くなる、背丈の高い笹藪。
 きつかった…。


 きっちゃさんに、キノコ蕎麦をご馳走になり、6:00過ぎに別れて帰途へ。

 今回は、帰りの渋滞を覚悟していましたが、想像以上…。

 まずは、下道から高速に入れない。
 ICまで、2km弱進むのに40分以上、何んていう状態まで経験してしまいました。

 高速に入っても…。



 結局、高速の渋滞に耐えて耐えて、22:15に帰宅。
 きつかった…。
 下道迂回も考えましたが、結果的に高速利用の方が早かったようです。


 それにしても、渋滞の苦しみを補って余りある楽しい一日でした!

 きっちゃさん、ありがとうございました。


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