2007.09.29 群馬県奥地
同行:ねほさん、ピイさん

結果:予想外、3人共ボーズの結果。

 今回は7/7以来、久し振りにねほさん、ピイさんとご一緒させていただくことが出来ました!
 先週信じられないような距離の日帰り採集をされ、お疲れ気味のピイさんも出動OK!
 30年振りに富士スピードウェイで開催されているF1日本GPに関係する渋滞を避けるため、東名、中央道方面は避け、ねほさんもピイさんも興味津津の群馬県奥地に向かうことになりました。
 私は、前回の単独採集(2007.5.3)では、コルリ2♂しかゲットしていないため、何とか追加を、と言う思いで臨みました。
 先週まで感染していた「柳病」は忘れ、完全コルリモードです!

 ピイさんを待つ間、いつもの自宅そばのスタンドで給油。
 土砂降り…。


 ピイさんと5:00過ぎに合流後、B4で出発!
 相変わらず土砂降り…。

 お元気そうなねほさんと6:00少し前に合流して、関越道を北上。
 相変わらず土砂降り…。

 こんな雨で本当に採集になるのか不安になりましたが…、この3人での採集の好天確率は100%!
 今回も、関越道を下りる頃には…。

 雨雲が一直線に切れ、その先は青空!
 やはり好天に恵まれそうです。


 前回は長いと感じた下道も話に夢中だとあっと言う間。

 まずは、周辺の雰囲気を見ながら湖畔へ。
 晴れているけれども、向かい風が強く寒い!
 前回のここでの身震い、寒さに加えて向かい風で呼吸が出来なかったことによるものと気付きました。
 それにしても、目の前に広がる風景は現実のものではないみたい…。


 長袖シャツを羽織り、コルリを目指して今日の第1の斜面へ。
 笹薮の間に僅かに広がる笹の無い斜面に3人で散らばって入ります。


 とにかく、(・)マーク材が少ない!
 ねほさんでさえ、到着後1時間が経過しても確認した(・)マークは3個で幼虫数頭のゲット、ピイさんでもコルリ幼虫のゲットがやっととのこと。
 私も幼虫数頭ゲットのみ…。

 この時期なのにブヨが顔に近付き、鬱陶しいと思いつつ、汗をかきながら斜面を歩き回っていたら、下の方から「
あぁ〜〜」というねほさんらしき声。
 何があったのか、大声を出すものの反応なし…。
 
 しばらくして理由が判りました。
 何と、ねほさんが折角出されたコルリ♂成虫の前胸から上の部分を、飛ばしてしまったとのこと…。
 本当に残念です…。
 虫屋の宿命、採集数に計上することは出来ません…。


 その後も、採れるのは幼虫のみ。
 
 斜面を変えても、僅かな幼虫のみ。

 標高を変えて、ちょっと雰囲気が良くなったと思っても、(・)マークの確認が精一杯…。

 前回、コルリ成虫を2頭ゲット出来たのが、信じられないような幸運だったのを実感!



 カモシカに遭遇したりして、結局、15:30に今日の採集は終了。
 たっぷり6時間以上コルリを狙ったのに、予想もしなかった3人揃ってのルリ属ボーズという結果になってしまいました。

 いつかこのポイントでリベンジしたいと思う一方、アクセスの悪さ、ルリ属の薄さを考えると実行できる日が来るのかどうか、自身の無い状況です…。

 
 結果は厳しいものでしたが、ルリ属採集の奥深さを実感することが出来ました。

 ねほさん、ピイさん、楽しい一日でした。
 ありがとうございました!

 

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