2007.05.03 群馬県奥地
目的:単独、コルリ狙いの材採集
結果:念願の地のコルリ2♂、そしてルリ1♀をゲット!
GWも後半に入り、5/3(木)〜5/5(土)までは天気は概ね良好とのこと。
今年になって、まだコルリクワガタの原名亜種とされている地域の個体を1頭も採っていない現実があります。
ならば原名コルリ狙いで出動しよう、と直ぐに決まったのですが、さて、何処にするか?
これまでに通ったポイントも候補に挙がりましたが、折角のGW、自宅から最もアクセスが悪い群馬県の高所に思い切って初チャレンジしてみることにしました。
現在、コルリクワガタの地域変異を自分なりに見たいという思いで、日帰りを原則に関東周辺各地に通っていますが、自身のコルリクワガタ採集ポイントの中で、ここは気になっている空白ポイントの一つです!
前夜、早く寝ればいいのに、以前購入した虫研のコルリクワガタ新芽採集ビデオが気になって久し振りを見てしまいました。
忘れかけているコルリ新芽採集の喜びを思い出すことが出来、見続けてしまい、気付けば0:00直前…。
慌てて横になりました。
目が覚めたら時計は2:00過ぎ。
もう少し眠ろうとしましたが、もう眠れそうもない。
と言うことで、寝不足気味ながら、2:30に自宅を出発することになりました。
GW後半初日ということで、関越道は午前中に55kmの渋滞予測が出ていますが、これだけ早ければ大丈夫でしょう!
3:00でも関越道は混雑気味でしたが、「渋滞」になることはなく通過出来ました。
時間も早そうなことから、目的地より一つ近いICで関越道を下りて、時間調整。
長い長い下道を進みながら、夜明けを迎えました。
標高を上げると電光掲示板の気温は「3℃」。
軽装で来たことが心配になりますが、とりあえずトランクに積んであるジャンパーを羽織ることでOKでしょう。
地図で見て想像していたイメージとは全く違う光景…。
ここは確かに群馬県。
でもこの湖の水は太平洋ではなく、日本海に流れ込みます。
群馬県に分水嶺があること自体、この趣味にはまらなかったら知ることはなかっただろうなぁ〜等と考えてしまいました。
上着も羽織らず撮影したら、強い風で半端でない身震いが出てしまいました。
こんなの初めて…。
寝不足に起因しているのか?
この湖の周辺は、シラカンバの若い木が中心…。
しかも林床には笹が茂っています。
この環境でコルリを採ることは今の私には不可能…。
ということで、ここまで登ってくる間に、最も雰囲気が良いと思った、ミズナラ主体の広葉樹林にチャレンジすることにしました!
車を停めて、道沿いの沢に入ります。
9:00過ぎに移動…。
今週もカラマツだらけ…。
やがて、規模の小さい沢を発見!
ここでコルリを採りたい、と思って突入してみると…。
(・)マークを発見!
こんな場所にもやはり生息していました。
ただ、3本の沢に突入したものの、ゲット出来たのはコルリと思われる2頭の幼虫のみでした。
再び移動…。
またもやカラマツだらけ…。
コルリの追加は難しいかと思いましたが、岩がゴロゴロする小規模な広葉樹林に突入…、
(・)マークを確認!
でも、ゲット出来たのはコルリと思われる幼虫1頭のみでした…。
いつか、再チャレンジすることがあるか、微妙なほど小規模な広葉樹林でした。
現地発は11:20。
新緑を眺めながらの帰途。
コルリ:2♂+ルリ:1♀