2007.01.13 関東地方南部
ややフライング気味に2007年のルリ属採集開始!
結果:単独、ホソツヤ1♂をゲットして今シーズンがスタート!

 ルリクワガタ属の採集に力を入れ始めたのが2003年秋。
 そして、
2004年の初採集は(ルリ属狙いでは)2/21
2005年は2/5
2006年は3/5
 と言う具合に、私はまだ1月のルリクワガタ属採集経験がありません。
 2005年、2006年と寒い冬が続いたことも理由の一つかと思いますが、厳寒期の1月〜2月は「材の凍結」という大問題があり、高山に向かうのはどうしても引いてしまっていた感じです。
 
 暖冬の今年こそは1月の採集をしたいと思っていました。そして、この週末の天気は最高の模様。
 一方で「材の凍結」という大問題もある…。
 正直、前夜の時点で、出動は50%位と思っていました。
 目覚ましもセットせず、0:00過ぎに就寝…。

 でも、やはり4:30前には目が覚めてしまいました。

 気になり、ベランダから空を見てみると星がきらめいている!

 寒いけど、やっぱり出動するしかない…、
 ということで、ややフライング気味ですが、2007年初の採集に向かうことになりました。

 ポイントは、1月ならここと考えていた数ポイントの中の一つを選びました。
 イメージ的には、まずはホソツヤをゲットして、無理を承知でコルリ採集もしたいという感じでした。

 自宅発は5:00。
 気温は1℃。

 この時期の高速は空いているので、途中から下道を使って時間調整をしながら現地に向かったのですが…。

(第1ポイント)
 冬至の頃に比べれば日の出も早くなっているはずですが、7:00前に現地に着いてしまうとやはり薄暗い。

 身支度をゆっくりゆっくり整えて、まずは低標高のポイントに入ってみることにしました。

 とにかくホソツヤを目指します。

 でも、マーク材がほとんど見つからない状況…。
 斜面を歩き回り、材も色々な状態のものを探してみますが…。

 結局、幼虫すら1頭も確認することが出来ないまま、このポイントは諦めることになりました。
 何故??
 ホソツヤは生息しているはずなのに…。
 時計は8:40。


(第2ポイント)
 次は少し気合を入れて第2ポイントへ。

 ここでも、とにかくホソツヤを採ることを目標にします。

 関東南部のポイントでは、何処でも富士山が印象的です。
 飛行機雲が模様を描いて…、寒いですが、爽快の極み…。

 予想通り、落ち枝は凍結していてまともに引き摺り出すことも出来ない状況、とにかく、ホソツヤを目指して、枯れ枝を探してみました。

 でも、マーク材がほとんど見つからない…。
 ちなみに到着後初めて見つけたマークのある、↓の材はスカでした…。 


 

 ホソツヤと思われる幼虫1頭をかろうじてゲットした後、マークの確認が出来なかった材からようやくホソツヤルリ♂が出ました!
 2007年の第一号はホソツヤルリクワガタの♂ということになりました。



 こんな感じのちょっと太目の材(直径15〜20cm位)でした。

 この勢いで、ホソツヤの追加を目指しますが…。

 樹種を変え、斜面を変え、標高を変え、とあの手この手を自分なりに考えて、チャレンジしたものの、僅かな幼虫しか追加出来ません。
 北斜面では、今シーズン初の雪を踏みしめることが出来ました。

 やはり、年末〜年始の寒波で、積雪があったようです。

 結局、時計は12:00を回り、ギブアップ。

 南斜面に座り込み、静寂の中、簡単な昼食を取り、下山することにしました。

 ホソツヤルリ♂1頭のみと言う結果、不満が無いわけではありませんが、ボーズでなかっただけ良かったと思うことにしました。
 コルリ・ポイントへのチャレンジはまた次回と言うことで…。


 直ぐに、現実世界に引き戻され…


 15:00前に帰宅することが出来ました。

 出発時に忘れてしまった今年初のトリップメーターを撮影、帰宅後に行いました。

 今年はどの位、この数字が積み上がるのでしょうか…?



2007年第1号のホソツヤルリクワガタ♂


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