2017.6.17
単独、今シーズン最後になるはずのコルリ狙いの新芽採集にチャレンジ!!
本命の登山採集ポイントのタイミングは完全に外し、コルリ3♂+3♀のゲットで終了…。
それでも、このタイミングでコルリを狙える車横付けポイントにハシゴして、コルリ30♂+4♀を短時間にゲット!!
2017年6月の3回目の週末…、ルリクワガタ属採集に復帰した今シーズン、先々週(採集記)、そして先週(採集記)、自身最優先でチャレンジしたいと思ったものの、天候不順でどうしても向かうことの出来なかったエリアに向かいたいと思っていました!
前日の天気予報…。
気温はやや低いものの、午前中には晴れて来そう!
当初は、ねほさんにご一緒させていただく予定でしたが、急なお仕事が入ってしまい、ご出動不可…。
悩んだ末、単独でチャレンジすることにしました!
関東平野は晴れだったのに、国境のトンネルを越えると、上空は雲…。
この2週間の状況に似ています…。
今日も駄目か…。
しかし、それでも目的地が近付くと晴れて来た!
今日こそは、コルリを浴びられるか??
第1ポイント
今日の本命ポイントは、登山新芽採集!
結果が出れば、本命ポイントでコルリを多数ゲットして、早い時間に帰宅するイメージでした(苦笑)。
登山開始は6:18!
しかし、少し進んでタイミングを外したことに気付く…。
葉っぱの葉っぱ…(笑)。
標高を上げて、標高1200m前後のエリアの新芽で、コルリを沢山ゲットするイメージでしたが、やはり葉っぱ…。
それでも、本命エリアで大絶景を拝めました!!
ならば、登山に徹しよう!
久し振りに、コルリが駄目でも山頂を踏み締めたい気持ちになりました!
このルート、かつて途中まで歩いてコルリ狙いの新芽採集をしたことはありますが、このルートを使って山頂まで到達するのは初めて!
こんな山が残っていたことに感謝!!
標高を上げて、灌木気味になって来た辺りで、ようやくコルリを狙える感じの、ブナ、ミズナラ、トネリコの新芽が出て来ましたが、自分的にはコルリのゲットは無理…。
そして、更に標高を上げると雪国の山に居ることに感動!
晴れのエリアとガスのエリアとの戦いが続いています!
正直、コルリボーズは覚悟…。
過去2回、この山の山頂を踏み締めた登山道と合流した辺り…。
まさかの高標高の灌木帯のミズナラ新芽に「黒ポッツン」!!
気温は上がらない中、コルリ1♂+1♀をゲット!!
こんな環境にもコルリが居るとは…。
勉強になりました!
これなら、下山時に気温が上がって沢山のコルリを狙える??
過去2回の登山では雪の丘越えでしたが、その下には木道があった…。
かろじて晴天の山頂着!!
標準登山時間3時間45分のルート、2時間3分で到達出来た!
到達時には東北最高標高の山を視認することが出来ましたが、その後はガスの中へ…。
山頂では、遅い朝食をとって、10分程の滞在で下山。
一気にガスの中に入ってしまいました。
灌木帯でもコルリが居ることを意識し、良い感じのブナとミズナラの新芽をチェックするものの、姿はなし…。
そして登山時にペアを確認したミズナラから数mしか離れていないやはりミズナラの新芽!
2ペアのコルリが付いていました!!
晴れていれば居座るつもりでしたが、ガスが取れる感じではなかったので、一気に下山!
シラネアオイ
ここは登山で有名な山!
下山時には20組以上の方々と挨拶をすることに。
「ヒメサユリが咲いていましたか?」と聞かれ「?????」。
「灌木帯に入れば、良い感じのブナとミズナラの新芽があります。」とは答えられず…(笑)。
下山では、立ち止まって登ってくる方に道をお譲りする時間が続きましたが、それでも所要時間は1時間55分!
登山ガイドの所要時間、雪国の安全係数は相当高めに設定されているようです。
累積標高差1170m、沿面距離9.2kmのガッツリ登山、コルリも採ることが出来て満足気分です!
時刻はまだ10:30…。
登山で満腹気分になりましたが、今日の目的はあくまでもコルリ狙いの新芽採集!
予定にはなかった第2ポイントに向かうことに!
なんだか、上空は雲が多い感じでしたが、目的地が近付くにつれて晴れて来た!!
第2ポイント
第2ポイントは数年前に発見した車横付けの場所!
WRXの駐車した場所から数十秒歩けば、コルリの集まるブナやトネリコの新芽があります!
ついに「ドピーカン」!
気温が高く、太陽がジリジリと照り付けています!!
歩き出して30秒位で目の前を横切るコルリをネットイン!!
今シーズン初、ようやく「コルリを浴びる」感じになりました!
次から次へとコルリが新芽に飛来し、チョコチョコと枝を歩き回る!
そして、新芽に潜ったペアの確認も容易!
楽しい!!
実質1時間位のチャレンジで、ゲット出来たコルリは30♂+4♀!
ここでは、嬉しい出会いが!!
ネットを持っている方がいらっしゃったので、ご挨拶をさせていただくと、地元蝶屋のFさん!
ギフチョウ狙いで来られているとのことですが、ここでのギフチョウのゲットは相当に難しいとのこと。
暇な時には、甲虫もネットインさせ、ペットボトルに入れ、好きな方に差し上げているとか。
木陰に座り込んで、30分以上虫談義(笑)。
Fさんは、毎年、韓国やロシアなどにも採集に向かわれているとのこと。
そして、5月末から6月初めにゲットされた聞いたことのない貴重ラベルのコルリを沢山いただいてしまいました!!
蝶屋さんだからこそゲットされたであろう、超マイナーラベルのコルリ!
Fさん、本当にありがとうございました!!
「国境」のトンネルに入る手前は晴れ!
久し振りに定点撮影をして、29℃の自宅着は16:00過ぎ!
ガッツリ登山をして、久し振りにコルリを浴びられて、そして素晴らしい出会いもあった!!
良い一日になりました!