2015.4.18
 単独、群馬県の本命ポイントで、コルリ狙いの登山材採集にチャレンジ!
 苦行の末、コルリに間違いない幼虫をゲット!


 2015年の4月も気付けば3回目の週末になってしまいました。
 先週は、事情により出動不可…。
 今週も、それを引き摺って出動は出来そうもないと思っていましたが、土曜日の早い時間なら出動は出来そうな状況になった!
 昨日まで大気が不安定気味だった関東地方、土曜日は好天の予報!
 この春、好天なら絶対に向かいたいと思った山がありました!
 それは群馬県のマイナーな山!
 標高とエリアから考えて「コルリ」が棲息しているのは間違いなさそうですが、どのコルリになるのか、考えれば考える程、気になってしまった山!
 昨秋にタイミングを見て向かいたいと思っていたものの、向かうタイミングを外していました…。
 群馬県には2種に分類されるコルリクワガタが棲息しているとされていますが、周辺での採集結果を照らし合わせてみても、そのどちらになるのか、全く想像が出来ません…。
 ついに決行!!



 
気合が入り、WRXの駐車場着は5:40過ぎ!

 身支度を整え、登山開始!
 気温は何と1℃!
 登山には丁度良さそう。
 まずは杉林の中の林道を歩きます。


 広葉樹林になったけれども、乾燥がキツ過ぎてコルリの採集は無理!
 とにかく、標高を上げます!





 結局、登山道沿いで(・)マーク材の確認は出来ないどころか、この斜面に入ってみようと思うことなく第一のピークへ!
 古くから信仰をされている「山」になっていますが、今日の登山ルートの中では単なる一つのピークと言う感じ。


 WEBで予習をしていた今日の登山ルート。
 コルリはこの最初のピークから先が本命のイメージでしたが、ヤセ尾根のピークをひたすら登り下りするルート。
 登山道の右側も左側ももの凄く急な斜面が続き、立ち入るのは不可。
 ヤセ尾根沿いにて材採集でコルリをゲットするのは、自分には無理なことが判りました…(苦笑)。

 WEBの情報で、ヤセ尾根のアップダウンを繰り返す、とありましたが、それは想像以上にスリル満点で楽しい!
 恐怖を感じる場所はほとんどないものの、崖登り・崖下りを繰り返す印象的な登山道でした!





 
 山頂の遠望はイマイチでしたが、到達出来て大満足!

 


 雪山を眺めながら下山!
 新芽でコルリをゲットした山が見えた!!!

 往路では、この正面を真っ直ぐに下りてきた。
 そしてまた登ってピークを越えてから下山!



 第一のピークを過ぎ、「ここなら」と思える場所が無いまま斜面に突入!
 まずは北斜面、滑落に注意しながら枯れ沢まで下ってみました。
 しかし、(・)マークは一つも見付からず。
 標高は十分なのに何故?

 半ば諦め気味に南斜面の登山道を下り出しました。
 標高は900m以下。
 斜面から水が浸み出しているエリアがあり、最後のチャレンジ!


 
あった!!

 やはり棲息していた!
 こうなったら♂成虫を出して、「どのコルリ」なのか一気にチェックしてしまおうと思うものの甘くは無かった…。




 2時間以上、狭いその水の浸み出したエリア周辺を歩きまわり、10数本の(・)マーク材を見付けたものの、食痕が走ったのはやや太い2材のみ。
 その2材から6頭の終齢幼虫をゲット出来ましたが、最初の2頭はコルリで無く、ルリチック…。
 残りの4頭がコルリで羽化して来ることに期待して…。


 群馬県のこのエリア、何処も異常な程コルリが薄いです…。
 それでも棲息しているのも確か…。

 一方で、一部のエリアでは厄介な生物が棲息している…。



 WRXの駐車スペースは、満開の桜の下でした!


 気付けば、全開のコルリ狙いの材採集が出来るのはあと2回位しか無い…。
 出動が出来れば、2015年になってまだ実現していない標高1000mオーバーの地点で、コルリ成虫をゲットしたい所です。


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