12月9日（金）、まさかの関東平野低地でも雪が降った…。
奥多摩の山々が雪化粧している姿が見えました…。
ノーマルタイヤのままのB４、積雪があっても数km歩けば何とかなりそうという思いで、予定通り決行！
ねほさんをお迎えに伺い、ピイさんと7:00過ぎに現地で合流…。
ピイさん号より前を走っていると思ったら、まさかの状況で正面からピイさん号が向かってきた！
積雪が激しくなり、Uターンをされたとのこと。
安全そうな場所に停めて身支度！
気温は-1℃！
3人で林道を歩き、昨年ピイさんがコルリ成虫をゲットされた斜面へ。
雪が微妙に積もっています。
落ち材の凍結も始まっている…。
昨年、ピイさんはこの斜面で1♂+3♀のコルリ成虫をゲットされているとのこと！
しかし、マーク材が私には全く見付かりません（笑）。
ねほさんが斜面突入直後に2材でマーク材を確認されましたが…。
「薄い」ポイントでの積雪、接地材を好むコルリ狙いの採集ではより厳しい条件となります。
結局1時間半以上斜面を歩きまわって、私には（・）マーク材の確認はゼロ…。
厳しい…。
正直、諦めモードになっていた8:52、ついに（・）マーク材を発見!!
幼虫が出れば「◎」と思って削ったら、コルリ♂成虫が出てしまいました!!!
あり得ない！
近くのねほさんに来ていただき、外見を確認！
このエリアの典型的形態！
ねほさんも幼虫ゲットで終了。
こちらは、幼虫ゼロでコルリ♂1頭をゲット。
あり得ない結果です！
ピイさんも初チャレンジのかなり勾配のきつい沢に突入。
やはり、こんな所にも居た！
私も、一気に集中モードになりコルリ幼虫5頭を確認した後、何気に拾い上げた小さな朽ち枝。
マークも食痕も確認出来ない状況でコルリ♂が出てしまった!!!
何と言う幸運??
入れそうな斜面を見つけ、その脇にはピイさん号とB4を安心して停められそうな広いスペース。
結果、この選択が…。
コルリ（・）マーク材、そしてコルリ幼虫を確認して、「さあこれからコルリ成虫」というタイミング。
周囲に響き渡る交通事故のような異音…。
嫌な予感がして斜面を滑り降りてみたら…。
大きな岩がB4のフロントガラスとボンネット周辺をヒット…。
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目の前には、「夢だと良い」と言う光景が広がっていました…。
こんなことが、こんなタイミングで起こるなんて…。
一方で、例えばB4脇で身支度中に直撃しなくて良かった…。
やはり、「これから」という感じのねほさん、ピイさんも同情して下さり、採集は終了…。
走行系には問題が無いので、自走して帰ろうと思いましたが、お二方から強く止められました（笑）。
ピイさんが、ねほさんと私を家まで送って下さるとのこと!!!
ピイさんには大大大感謝です！
結局、自身生涯初、保険会社にTelをして、保険サービスのレッカー車を使ってディーラーまで移動してもらうことに…。
保険適用は50kmの移動までだそうで、その先は1km辺り700円。計算すると…（苦笑）。
（ディーラーでみてもらった結果、修理費は100万円オーバーとのことでB4はそのまま廃車…）。
何より、あと1回高所出動をした後、ピカピカに磨いて、お別れしようと思っていたB4とこんな形でサヨナラすることになってしまったのは何とも残念…。
今日、こんな運命が待ち受けていたなんて、朝、自宅を出発した時点では想像も出来ませんでした…。
ピイさん、ねほさん、これからというタイミングで採集終了となってしまい、しかも寒い中お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
高所に向かう以上危険はつきものですが、今後は落石のことも今まで以上に意識しようと思います！
B4の走行距離は133,048km。
今、自宅駐車場にその姿はなし。
そして、もうドライブ出来ないと思うと非常に寂しい…。
思い出の納車直後（2003年1月12日）のB4の画像をアップして、サヨナラとします。
hidarikara ,
