2011.10.23
 単独、4週連続となるコルリクワガタ♂狙いの全開材採集にチャレンジ!
 2ポイントを回って、コルリ10♂+6♀をゲット!!

 2011年秋のルリ属材採集シーズン。
 特に大きなテーマは設けず、行きたい時に採りたい種を目指して行きたい所に向かう、という気ままな出動を意識していましたが、結果、「過去にコルリをゲットしたことがあるものの、まだそのゲニ内袋を自分で確認したことが無い地」を目指しての出動が続いています。
 先週までの3回の出動で7ポイントで♂成虫ゲットをクリア!

 と言うことで、10月の4回目の週末は、採集から離れてあの高層湿原に登山優先で登り、晩秋の湿原を満喫するつもりでいました。
 しかしながら、湿原周辺は悪天候の2日間となる予報…。
 今年は素直に諦めます。

 更に、関東周辺の天気予報、当初は土曜から日曜日は雨がち、とのことで出動を止めて、標本の整理に時間を使おうかと思いました。
 土曜日の夜、天気予報をチェックすると、先週と全く同じく、朝の内は雨が残るものの、一気に回復するとのこと。
 先週と同じく、南風が吹き込んで暑くなるとか…。
 コルリ狙いの材採集シーズンは短い。行ける時に行く!

 気合で出動することに。


第1ポイント
 2007年に2回出動して、コルリは1回目に9頭、2回目に6頭をゲットしています。
 コルリをゲットした斜面は同じ。
 その斜面に入ればコルリゲットは容易、と思いながら現地に向かいます。

 高速を下りると、ポイントに向けて、真っ直ぐな下道が続きます。
 天候は急速に回復している。
 ただ、先週と違うのは、自宅を出てから一度も雨粒が落ちていないことでした。

 カラマツ林の道を進んで登ったB4を「日帰り優先」の駐車スペースのベストポジションに駐車。

 ここでは軽い登山が必要です。
 そう言えば、横付け採集を続けて来たため、登山道をそれなりに歩くのは久し振りな印象(笑)。

 踏み固められたカラマツ主体の登山道を進み、 

 7:11、本命斜面へ!

 そして、持ちあげた1材目からコルリ♂成虫が出た!!
 斜面突入の3分後。

 やはり、コルリの濃い斜面?
 この時はそう思いましたが…。
 何度もあるパターン。
 その後は、コルリ(・)マーク材の確認にも苦労する状況になりました。

 7:45にコルリ1♂を追加出来たものの、かつてコルリ成虫を多数ゲットすることが出来た斜面とは思えない状況…。

 タイムリミットの2時間近く斜面を歩きまわって、コルリ成虫は2♂のみ…。
 レベル低い…。
 移動を決意して登山道まで数mとなった所で、1材からコルリ♂と♀が出て、第1ポイント産コルリ成虫は3♂+1♀と言う結果になりましたが…。
 コルリ♂が3頭採れたことで○とします。



 ガスがかかってしまった登山道を下山。
 気温は16℃もありました!


移動中
 9:24、第2ポイントに向けて移動開始。
 走行距離は60km近くあります。
 標高を下げるとガスは消えますが、先週より、天気の回復は遅れ気味なようです。

 高速道に入って、周囲の山々を見渡しても、全てガスの中。


第2ポイント
 ここは、軽登山で辿り着けるルリ属採集の有名ポイント。
 まだ材採集初心者だった2005年春のチャレンジでコルリ4頭、前回2006年のチャレンジではコルリ22頭をゲットした相性の良いポイントです!

 意外にも青空が見えた!

 10:44、懐かしの登山道に突入!
 ここからホソツヤルリが採れる尾根までは急な傾斜が続きます。
 意外にもガスがかかっていない。

 この尾根までのルート。かつてのチャレンジでは、かなりキツイ登山に感じましたが、結果、10分ピッタリで着いてしまいました!
 コルリが最も濃い印象の斜面を目指します!
 
 ブナ林の紅葉が進んでいます。 

 斜面に突入。
 前回、2006年の印象から、10分もあればコルリ成虫が採れる!、とイメージしていたものの甘かった(苦笑)。
 最初の成虫が出るまで37分も掛ってしまいました…。
 それでも、いきなりの当たり材。
 テネラルが多く混ざりましたが、6cm×25cm位の材を手で崩すだけで2♂+3♀が出ました!

 やはり相性の良い斜面。
 その後もコルリ成虫を追加出来、チャレンジから1時間半でコルリ成虫7♂+5♀ゲットとなりました!



 そう言えば、ここの山頂に行った経験は無し。
 歩いてみたらあっさり到着(笑)。

 西側はカラマツ植林でした。 

 登山客4〜5名とすれ違いながら下山。
 北斜面側はガス。
 でも南斜面側は視界が広がって来ました!
 富士山の山頂部も姿を見せた!

 標高を下げると晴れ間も出て来ました。


 内容的にはインパクトの無い一日になりましたが、結果が出てホッとしました!
 まだ自分的にゲニチェックが済んでいない地は多数…。
 地道な出動、タイミングをみて続けることになります。

 ちょっと遠回りして、湖畔の行楽地を通過し、  

 首都高を使って15:00少し前に帰宅。 

 


 固まっていた個体のみ採集の翌日に処理を完了。
 標本にして時間が経つと色変わりをするため、生展足開始の初期の段階で撮影するようにしています。


第1ポイント産コルリ2♂


第2ポイント産コルリ3♂

 ゲニ内袋は、想像通り全て「トウカイ型」。
 1ポイントずつ地道にチェックを進め、自分的コルリゲニマップの作成を進めます!
 


第1ポイント産2♂


第2ポイント産4♂


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hidarikara ,

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