2011.5.8
単独、今シーズン最後のコルリ狙いの材採集で群馬県へ!
今年初「コルリクワガタ=P.acuticollis」3♂+1♀を材採集でゲット!
ポイントを移動して今シーズン初の新芽採集を意識するも、材から出た幼虫ゲットで終了。
GW最終日の日曜日。
関東周辺は晴れて気温も一気に上がるとのこと。
先日の出動で一応コルリ狙いの材採集は終了としたつもりでしたが、ここ数日低温が続いたことから、もしかしたらまだコルリ狙いの材採集を目的とするポイントで全開チャレンジ(羽脱が始まる前のチャレンジ)が出来るのでは?と思い始めていました。
目的地は何処に?
新規チャレンジか、あるいは過去にコルリをゲットしたもののまだその♂交接器内袋の観察が出来ていない地か、いずれかとなります。
そう言えば、今年になってまだ「コルリクワガタ=P.acuticollis」を手にしていない。
そして♂交接器内袋の確認をしていない地の中に、標高も稼げる魅力的な場所があった!
あの震災が無ければ、恐らく4月にチャレンジしていた地です。
ということで目的地は決定!
一方で、もしかしたら羽脱が始まっていて全開材採集が出来ないのでは?という思いも残り目覚まし時計をセットせずに就寝。
気合は十分とは言えなかったものの、それでも自宅発は3:30過ぎとなりました。
天気は当然快晴、とイメージしていたものの、早朝の高速下り線は激しい濃霧で50km/hrの速度規制。
久し振りに経験した暗闇の高速道の濃霧。
速度を上げるのは危険な状況でした。
そしてICで下りる直前には濃霧は無くなったものの、まとまった雨が落ちてきて連続ワイパーを使用…。
雨が更に激しくなったら、より天気が安定しそうな関東南部の地に大幅移動することも意識してしまいました(笑)。
結局、何とか小降りになり予定のICで下りましたが…。
第1ポイント
今回の山、過去に3回チャレンジして毎回コルリ成虫は得ているものの、その濃いエリアが見極められていない地…。
山としては植生は良い方の部類に入るのですが…。
とりあえず、過去に最も結果が出ている斜面を目指すことにしました。
現地着は5:30過ぎ。
身支度を整え、斜面を登り始めました。
やや標高が低いため周囲は芽吹きが始まっている。
標高を稼ぐことを意識します。
アカヤシオも確認!!
上空は晴れてきている!
結局幼虫の追加も出来ないまま、今まで登ったことが無いエリアまで来てしまった…。
冬枯れの風景になりましたが、植生は悪くなる一方…。
それでも6:31、まさかのコルリ♂成虫が出てしまいました!!
幼虫1頭の確認だけで♂成虫が出るのは相当な幸運です!
追加出来る気配も無いまま、意地になって斜面を登り続け、気付けば笹藪の尾根に出てしまった!
いつか登りたいと思っていた山!
一気に縦走をしてしまう?
一瞬、欲望が頭をもたげましたが、我慢…。
やはりコルリ♂を1頭でも多く確認しておきたいです。
とりあえず、一つのピークと思われる場所までは到達!
山頂の標識はなし。
帰宅後確認すると、300m以上登ったようです。
絶景ですが、霞んでいて何処が何処だか判らず…。
今日は地図を持参していませんでした。
いつか、登山優先で訪れたいです。
気合を入れ直して登ってきた斜面を戻りましたが、結局2材から計7頭の終令幼虫をゲットしただけで終了…。
以前、成虫が複数採れたのは何だったのか??
B4に戻り移動。
過去に成虫をゲットした別の斜面にチャレンジしてみることにしました!
事情によりあまり良い印象の無い斜面です…(苦笑)。
苦戦するイメージでしたが、30分位でコルリ成虫2♂+1♀が出ました!
決して濃い印象の場所では無いのですが、良く判りません…。
とりあえず3♂採れれば合格!
と言うことで、採集は終了し、大絶景ポイントに移動!
まだ9:00前ですが、観光客が集まり始めていました。
移動
とりあえず第1ポイントで結果が出たので、過去にコルリ成虫をゲットしたものの、まだその♂交接器内袋のチェックをしていない地に移動することにしました。
そんな地、多すぎ(笑)。
標高を下げると新緑が綺麗!
一方でまだ桜も楽しめました!
直ぐにマーク材は確認出来ましたが、その主の姿は何処にもなし。
これは、と思うトネリコとミズナラの新芽の前で少し待ってみるものの、コルリの姿はなし…。
今日は、午後まで粘るつもりでしたが、急激に上空に雲が広がり、雨粒まで落ちて来たためギブアップ…。
このポイントは、秋以降の材採で何とか片付けることにします。
11:58にB4に到着。
GW最終日ということで多少の混雑は想定していましたが、上り高速道はまさかのガラガラ状態!
自宅には13:35に着いてしまいました!
4月10日にシーズンインとなったコルリ狙いの材採集、今シーズンはこれをもって終了。
次の出動は、新芽採集に移行することになりそうです。
第1ポイント産コルリ3♂
そして♂の交接器内袋。
トウカイタイプやユキグニタイプとは一目瞭然のボコボコで細長い形態です。
真ん中の個体のように膨らませてもねじれてしまうことが良くあります。
第1ポイント産コルリ♂交接器内袋
hidarikara ,