2010.10.2
現地合流&ご案内:きっちゃさん
同行:ねほさん
きっちゃさんが開拓された、自分には到底思いつかないエリアでの採集にご案内していただく!
自身、今シーズン初のホソツヤルリ4♂+3♀、そしてコルリ1♀をゲット!
2010年は早くも10月になってしまいました。
高所の紅葉は、猛暑の影響で例年より1週間以上遅れているようです…。
この夏、完全に感染してしまった「登山病」は治癒の気配なし(笑)。
先週、ルリクワガタ属材採集シーズンインを果たしたものの、この1週間も、今後登りたい山の情報集めをしてしまいました…(苦笑)。
一方で、幸運なことに周囲にはルリクワガタ属採集で、刺激を戴ける方が複数いらっしゃいます!
まだ林床が薄暗いルリ属採集にはなりますが、この週末は、そんな刺激を戴ける岐阜県ご在住のきっちゃさんに誘って戴いた、想像を超える貴重なポイントにご案内していただくことが出来ました!
きっちゃさんとお知り合いになれなかったら、間違いなく一生訪れることがなかったポイントです!!
今回のポイント、登山者向けの乗合バスでしかアプローチすることは出来ません。
私には到底思いつかないエリア、更にそのバスに乗ったとしてもどこで降りてどのように採集するか?、単独でルリ属採集を試みることは、自分には不可…。
きっちゃさんは、昨年、初チャレンジでその貴重なラベルのホソツヤルリのゲットに成功されました!
更に2回目のチャレンジでは、その乗合バスの運行最終日の最終便に乗って、往復無料招待券を2枚入手にされ、その1枚を下さるとのこと。
今回は、かつてこのエリアで(自身未経験の)超高標高登山に3回挑まれた、ねほさんにご一緒させていただくことが出来ました!
ねほさんをお迎えに伺い、きっちゃさんとの待ち合わせの道の駅へ…。
自宅から275kmは遠いはずですが、単独で無いとあっという間の印象でした!
遠く岐阜県から来られたきっちゃさんも、10分ほど前に到着されたとのこと!
しかし、ホソツヤルリクワガタが生息していない岐阜県を拠点にホソツヤルリ狙いの採集を継続されているきっちゃさん…。
今日がシーズンインとのことですが、毎度毎度凄過ぎです!
バスはどこでも自由に降りることが出来るようです。
きっちゃさんの見つけられたポイント近くで下車させていただきました。
恐らく、一生登らない山がくっきり(笑)。
沢を目指して薄暗い斜面を下りました。
ホソツヤルリ狙いの採集で、「下って採る」のは不思議な感じ…。
広葉樹はサワグルミとカツラが優勢、そして針葉樹が多数茂る斜面で格闘!
そして、そして、きっちゃさんに「削ってみて」と勧められた材からホソツヤルリ2♂!
この秋初のホソツヤルリ成虫です!
ありがたい!
きっちゃさんのその余裕にも脱帽です!
そして、斜面を徘徊して苦労してホソツヤルリ♀をゲット!
このポイントのホソツヤルリ、ペアでゲット出来て大満足!!
ブヨが多数寄ってくるやや高温・多湿な斜面。
コルリは…、狙っても狙ってもそれらしき幼虫をパラパラとしか採集出来ず…。
かつて、きっちゃさんは、ホソツヤルリ採集のついでにコルリ♀成虫を出されたとのことですが、このエリアでコルリ成虫が多数採れる気配はありませんでした…。
そんな中、ねほさんはしっかりコルリ1♂成虫をゲットされたとのこと!
何と針葉樹落ち枝から!!
落ち枝からもホソツヤルリ成虫が出る状況の中、自分にコルリ成虫を出す自信は無くなりました。
結局、何とかコルリ1♀をゲットすることが出来ましたが、コルリ♂成虫のゲットはなりませんでした…。
この貴重な地のコルリ♂は、幼虫採集羽化個体に期待です!
キノコは旬!
でか過ぎるサルノコシカケ!!
帰りのバスの時刻もあり、14:00前には帰途へ。
自身、ホソツヤルリ4♂+3♀、コルリ1♀をゲットすることが出来ました!
ねほさん、きっちゃさんも多数のホソツヤルリ成虫をゲットされています!
気温は14℃。
動かないと少し寒いけれど、動いたり斜面を登ったりすると暑く感じる微妙な気温です。
きっちゃさんにはただただ感謝!
貴重なラベルとなるヒメオオ♀成虫(路上歩行個体)も一旦手にすることが出来ました!
傷だらけ…。
もちろんリリース。
バスは満席であわや乗れない状況…。
かろうじてあいていた補助椅子2席は二つ(笑)。
自分は、乗降ステップに腰かけて戻ることが出来ましたが、尻が半端でなく痛くなりました。
最後の1区間のみバスの助手席に座ることができました。
数年前の記憶が蘇りました!
高速ICで、きっちゃさんと逆方向にお別れ!
きっちゃさん、ねほさん、素晴らしい一日になりました!
ありがとうございました!!
ホソツヤルリ:3♂
ホソツヤルリ:3♀
ホソツヤルリ♂交接器内袋