2009.10.17
同行:ねほさん
難関ポイント2箇所を回り、コルリ狙いの全開材採集。
自身、コルリ1♀をかろうじてゲット!
今回は、ねほさんにご一緒させていただいて、コルリ狙いの全開材採集を楽しむことが出来ました!
私は、ルリ属なら何でもOK(最近は登山オンリーでもOK)と言う感じで山に向かっていますが、この趣味にのめりこんだ2003年当時、最も興味のあったのが「コルリクワガタの地域変異を自分の目で確かめる」でした。
最近は、その意欲が少し減退傾向にありましたが、ねほさんから、難関ポイントでのコルリ狙いの材採集のお誘いを戴き、二つ返事でご一緒させていただきました!
第1ポイント
今日の現地周辺の天気予報、午前中は晴れるものの、午後からは大気の状態が不安定になるとのこと。
まずは軽い登山となるポイントで採集をして、その後、いつでも退避出来る車横付けのポイントに向かうことになりました。
今回、ピン付長靴を新調しました。
2008.9.23に使い始めてから1年ちょっと、採集に登山に全てで使用。
最近グリップが悪いと思っていたら、ピンが無いだけでなく、イボも大分無くなっていました。
古い長靴には1年ちょっとありがとうと言う感じ。新しい長靴で新たな挑戦が始まります!
登山開始は8:05。
ねほさんのご経験では、ここのコルリの採集難度は最高クラスで、コルリのマークが見られるのは、極限られたエリアのみとのこと。
それでもどうしても気になり、登山道沿いの材を起こして進んだものの、やはり(・)マークはありませんでした。
標高は十分、植生もコルリ棲息という意味で十分でしたが…。
ねほさんは、コルリ成虫ペアを追加され、このポイントでのコルリ成虫は2♂+1♀となられました!
幼虫ゲットは5頭とのこと。
自分には、あと10年掛っても成虫ゲットは出来そうもない斜面に感じました。
今日はもう一つのポイントチャレンジがあるため、11:20に下山。
自己採集の持ち帰りはコルリと思われる亜終令幼虫1頭となりました…。
ある意味、「(・)マークを確認出来ずにボーズ」より情けない結果です…(苦笑)。
第2ポイント
場所を大幅に移動。
13:20過ぎ、車横付けの斜面に入りました。
ねほさんのお話しでは、このエリアもコルリの生息数が少ないとのこと。
ねほさんの再三のチャレンジでようやく見つけられた、コルリのやや濃い斜面。
第1ポイントより早いタイミングで(・)マークを確認し、コルリに間違いない幼虫をゲット出来たものの、マーク材は少ない。
とにかく斜面を歩き回り、何とか成虫をという思い…。
きょうは成虫ボーズを覚悟した14:50、ついにコルリ♀成虫が出ました!!!
厳しかった…。
それでも、自身コルリ1♀成虫に幼虫17頭をゲット。
第1ポイントより良い結果を残すことが出来て本当に良かった!
ねほさんをもってしても、この第2ポイントではコルリ1♂成虫に幼虫10数頭とのこと。
ここも半端でなくきついポイントでした。
時計は15:00を回り、雲が出てきて薄暗くなったことから今日の採集は終了!
雨が落ちてきました。
今年も山の幸をゲット!
B4のボンネット上で撮影。
下山後しばらくすると雨は激しくなりました。
冷静に考えると、今回も採集中の天気がもってくれたことは奇跡!
ねほさんのお陰で、「どのコルリ」になるのか同定出来そうですが、今後、微妙な地域でコルリ♀だけ採れてしまった場合、どうすれば良いのでしょう?