2009.9.26
同行:ピイさん
 ルリ属狙いの材採集で2ポイントを回る。
 自身、ホソツヤルリ2♂+4♀+1蛹、コルリ6♂+7♀+6蛹をゲット!

 今週はピイさんとルリ属狙いの材採集にご一緒させていただくことが出来ました!

 関東地方の天気予報はまずまず。
 目的地としては、複数のポイントが挙がったものの、結局はちょっと離れた2ポイントを回ってみることになりました。 

 既に、9/21に今シーズンのルリクワガタ属材採集シーズンインとなられているピイさん、詳細はお聞きせず本命のホソツヤルリ成虫(とおまけ?のルリ成虫)をゲットされたのは、有名ポイントと思い込んでいたら、何と自分的に信じられないエリアでゲットされていた…。
 今年も素晴らしい御成果を挙げられる予感!


第1ポイント

 天候は曇よりで、ちょっと肌寒い位の気温、身支度を整え、8:20に登山開始。
 第1ポイントでは、自身まだ成虫をゲットしたことの無いホソツヤルリがターゲットになります。
 ピイさんも採集個体数の少ないホソツヤルリの追加個体をゲットされたいとのこと。
 コルリ・エリアは無視して標高を上げます。
 毒草のヤマトリカブト、こんなに綺麗だった?と思うような場所も。

 やがて、貧弱な広葉樹が茂る斜面に突入!
 こんなに登らなければならなかった?
 かつて、1度だけ来たことのある場所、既に記憶があいまいになっています。

 立ち枯れ、枯れ枝を見て回るものの、ホソツヤルリによると思われる(・)マークの確認すら出来ず…。
 ピイさんも、最初は苦労されていらっしゃるようでしたが、30分ほどして、サクラの立ち枯れからホソツヤルリ♀成虫を出されました!
 凄い!
 この時点で、私が確認したホソツヤルリによるものと思われるマークは一つ…。
 もちろん成虫、幼虫の確認はゼロ…。

 ピイさんはその後、ホソツヤルリ1♀成虫を追加!
 本当に凄い!

 こちらは、幼虫1頭すらゲット出来ない情況…。
 どうやれば、ホソツヤルリの産卵マークを確認出来るのか?
 今日のこのポイントは完全ボーズ。
 諦めムードで、そろそろコルリ成虫狙いでお茶を濁そうと思い出した頃…。
 10:33。
 ホソツヤルリに間違いない蛹が出た!!
 ここまで2時間13分…。
 今日初めて走った食痕、きつかった…。
 でも蛹では…。

 貧弱な斜面は相変わらず。

 あと1週間遅かったら成虫だったかも、そう思うことで自分を納得させようと思ったら、この周辺の2つのやや細い立ち枯れが奇跡的な材になっていました!

 1つ目の材から、ホソツヤルリ♂成虫2頭!




 2つ目の材からはホソツヤルリ♀成虫4頭…。


テネラル♀


テネラル気味♀


ここのホソツヤルリ♀は緑で安定

 その後、合流したピイさん、成虫の追加は出来なかったとのこと。
 本当にきついポイントでした。
 私にとって、紙一重でホソツヤルリ・ボーズ間違いなしの状況…。
 しばらく、このポイントには向かえません。

 気付けば周囲は晴れ渡っていました!

 12:00過ぎに下山。


第2ポイント
 場所を大幅に移動。

 13:48登山開始。
 ここは熊の多産地。
 かつてチャレンジしようと思ったことがあったものの、単独での登山にはどうしても踏み込めなかった山です。

 熊避け鈴を鳴らし、ピイさんと話しながら登ることで、熊の不安を払拭。
 まずは山頂を目指し、そして下山時にルリ属成虫ゲットを狙うことにします!

 ピイさんにご一緒させていただくことで、ようやく到達出来た山頂は草むら状態でした。

 木々の合間から見えた絶景!
 芸術的な形の山!
 ピイさんのブログに期待!!
 

 下山では、いよいよ斜面に突入!
 1時間20分弱で、自身コルリ6♂+7♀にコルリ6蛹。
 ピイさんもコルリ成虫を多数ゲット!
 残念ながら、ホソツヤルリとルリは確認出来ませんでしたが、自身、これまで経験したポイントの中で、最もコルリが濃いと言っても良い斜面を体験することが出来ました!!
 朽ちた広葉樹の材があれば、(・)マークがほぼ刻まれている状況…。
 







 15:30に下山。   


 ピイさん、昨年を遥かに上回る内容のシーズンイン第2弾の採集を満喫することが出来ました!
 ありがとうございました!
 


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