2009.8.29
現地合流：きっちゃさん
　きっちゃさんのヒメオオ・ホームグランドの一つの林道にご案内していただく！
　2人でヒメオオ36♂+31♀を確認。
　そして、自身初、キンキコルリに間違いない前蛹と幼虫をゲット！

　2005年11月以来、毎年数回ホソツヤルリ狙いの採集にご一緒させていただいているきっちゃさん、8月～9月はヒメオオクワガタ♂の大型個体を狙った採集を続け、毎年素晴らしい結果を出されていらっしゃいます。
　今回は、そのきっちゃさんのホームグランドの林道の一つで、ヒメオオ狙いの採集にご案内していただくことが出来ました！
　
　私自身、数年前まで夏場の採集で最も好きだったのはヒメオオ採集。
　でも、結果の方は、毎回…（苦笑）。

　久し振りに全開の採集を楽しめそうと、前夜から興奮気味で寝付けず、1:50に自宅発。
　待ち合わせ場所で時間調整をしました。

　きっちゃさんと合流後、場所を移動、林道を8時間かけて歩くことになりました。

　午前中は「小雨」の予報だったのに、林道の歩き始めでは「小雨」とは言えないかなり激しい雨。雨カッパと林道が雨粒でバラバラと音を立てます。
　それでも直ぐに雨は止み、9:00過ぎには青空が出てきました！
　天気予報が良い方向に外れてくれるのは大歓迎です！

　今まで経験したことの無いような植生の林道歩き。
　決してヒメオオの棲息という意味で素晴らしい環境とは思えませんが、きっちゃさんは、ここを自力で開拓されたとのこと。
　本当に凄い！
　私には、絶対に真似出来ません!!

　何と「ナナカマド」にペア！
　ここでは、珍しくないそうです。
　このペアは今日の１頭目と２頭目、♂は51mmを越えていました！

　こんなにヒメオオが濃いポイントは初体験!!!
　この時期、その多くがペアで付いています！　

　信じられない状況。
　二人で３６♂+３１♀のヒメオオクワガタをカウントすることが出来ました！
　サイズ確認後リリースした個体、ネットを当てたものの落としてしまった個体、そのまま放置した個体も含みます。　　

　帰路では、きっちゃさんがコルリを確認出来るかも知れないとおっしゃった斜面に突入させていただくことが出来ました！

　あっさり発見!!!
　一気にコルリモードに！　

　40分位チャレンジ！

　自身初、キンキコルリクワガタが生息しているとされる地で、キンキコルリに間違いないと思われる前蛹１頭に、幼虫２頭をゲットすることが出来ました!!
　斜面入りのお付き合いをいただいたきっちゃさんは、蛹を確認したものの残念ながら傷つけてしまわれたとのこと…。
　成虫になっていたら無事に回収出来る状況でも、蛹や前蛹の場合、傷付けてしまう確率が相当に上がります。
　本格シーズンイン、やはり９月末位が良いのか…。　

　今回、「日帰り採集」が原則の状況で、手を付けてはならないエリアのコルリを狙ってしまいましたが、年１回位ならOKとすることにしました(笑）。

　きっちゃさん、素晴らし過ぎるポイントにご案内戴き、本当にありがとうございました！　

　自宅には20:50着。