2009.2.7
単独、登山。
結果:自分的シーズンオフなのにホソツヤルリ6♂+3♀、ルリ3♂+3♀をゲット!!

 (自分的)シーズンオフの真っ只中。
 天気が良ければ軽登山優先で高所に出動しようと考えています。
 実は2/1(日)にも出動しようと、早朝に出発準備を整えたのですが、あまりの強風で断念していました…。
 
 この週末、土曜は穏やかな晴天になりそう!
 ということで、単独出動決定!

 目的地は…、幾つか候補がありましたが、かつて登山したことのある山に、初チャレンジの逆方向から挑んでみることにしました。
 今日は時間的制約があり、15:00過ぎには帰宅したい。
 ということで、日の出と共に登山を開始し、山頂でくつろいだら早々に下山する決意で出発しました!
 ルリ属採集より、登山優先。
 ただ、自身初ラベルとなるこの地のルリ属もゲットしたい所…。


 B4を駐車場に置き、6:30登山開始!
 まだ薄暗いです。 気温は-2℃。
 ただ、風がないので全然寒くない。

 ちょっとだけアスファルトの道を進んだ後、登山道入り口。
 看板に山頂まで4.5kmとの表示。
 意外に近い?と思ってもう一度地図を見直すとそれは直線距離でした。
 実際に歩く距離はもっと多い。往復軽く10km以上。
 更に、標高差1,000mの登山。
 山頂までの標準登山時間は3時間30分。遅くとも13:30にはB4に戻って来なければなりません。
 時間的制約があるにしてはきつい所に来てしまったことに、ハッと気付きました。

 最初は針葉樹の茂った北斜面なので真っ暗。

 今回は、1/17以来3週間振りの登山ということで、体力的な心配もありましたが、最初の10分間こそきつかったものの、山に波長が合うと、信じられない位、身体が軽くなりました。

 今日は登山優先でとにかく山頂を目指すことに徹したつもりでした。
 登山道沿いにある材でルリ、ホソツヤルリ、コルリのマークを意識する程度。

 針葉樹林を抜けると、広葉樹林が広がりました。
 ただルリクワガタ属の棲息には、乾燥がきつ過ぎ…。


 B4の駐車場はどんどん遠くなって行く…。

 尾根の登山道を挟んで針葉樹林と広葉樹林が左右に広がる所は多数ありますが、これだけのヤセ尾根のケースは初体験。

 7:11。
 最初のピークに到達!
 かつては、人気のある登山道だったのか?
 スチール製の標識のポールだけ残っています。

 木々の間から、自分をこの「登山病」に感染させた原因の山が見えた!
 今日も多数の人があの絶景を求めて登っているのか??

 2つ目のピークを超えるとブナの巨木が出てきました!


 この登山ルート、ひたすら尾根をなぞる感じで刻まれています。


 山頂直前で、登山道はアイスバーン。
 滑落に注意しながら、一歩一歩慎重に進みました。

 山頂着は9:15。
 後述のルリクワガタ属採集もしているので、自分的に相当なハイペースで到達することが出来ました!
 この先、年齢的に体力アップは見込めないので、いかに体力低下を遅らせることが出来るかどうかが今後の課題になりそうです。
 あるいは、体力を効率よく使う登山法があったりするのか?

 思い出の山々。

 ちょっと移動したら、頭を雲の上に出した富士山!!

 今後目指したい山々を眺めながら、ちょっと遅めの朝食。

 ずっと静かな山頂に留まっていたいと思いつつ、時計を見ると9:40。
 ペースを上げても、2時間半はかかりそうなので、
下山しなければ…。

 さっき登ってきたばかりの登山道も逆光から順光に変わり、別な印象になります。



 この登山道最大の難所を慎重に下り…。

 杉林を駆け下り…。


 11:43、B4を視認!


 11:56、登山道入り口に到着!
 遠かった…。

 現地発は12:00過ぎ、自宅には予定より早く13:45に到着することが出来ました!!


 ルリクワガタ属の方は…。
 自分的シーズンオフなのに、信じられない結果!!
 往路ではこんな(・)マーク材を見つけ、細い部分からホソツヤルリ3♂、太い部分からルリ1♂+3♀。




ホソツヤルリ♂


ルリ1♂+1♀

 下山時にもホソツヤルリの当たり材に恵まれ、


ホソツヤルリ♀


この山系で時々出る完全ブルーのホソツヤルリ♂

 ホソツヤルリ3♂+3♀にルリ2♂を追加することが出来ました!

 自身新ラベルとなる地で、最終的に、ホソツヤルリ6♂+3♀、ルリ3♂+3♀をゲット!
 信じられない結果です。

 コルリは凍結で手を出せませんでしたが、雰囲気の良い場所は確認したので、いつかチャレンジです!

 今回も良い登山になりました。

 時間的制約の理由…。
 シーズンオフの恒例行事になりそうな予感…、都内で仲間内での飲み会があったのでした…(ピイさん、次回は是非!)。
 6時間前にルリクワガタ属が棲む高所に居たなんて夢のよう。 


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