2007.11.04
単独、群馬県で紅葉狩り。

結果:コルリ2♂+1♀をゲット!

 この週末、土曜日は所用の為、出動不可でした。
 しかも慣れないキャッチボールなどやってしまい、夜になると筋肉痛。
 最近、多少の山歩きでは筋肉痛なんて起きないのに、やはり使う筋肉が全然違うようです。

 今週も、日曜の天気は極めて良さそう。
 出動を意識したものの、気付けば時計は1:00前。
 早く寝なければ…、そう思うものの、布団に横になっても、興奮していて全然眠れない。
 ようやくウトウト出来たかな、と思ったら、セットしておいた目覚ましの音で目覚めました。
 完全寝不足。
 日曜の単独採集の場合、冒険はしないことにしているので、目的地は既に標本を持っているいずれかのポイントになります。
 出動するかどうか、どうしよう…。
 珍しく迷いましたが、カーテンを開けて空を眺めると星が瞬いていました。
 紅葉を味わえるのも今だけ、と言い聞かせ、筋肉痛気味の身体に鞭打って、5:00に出発!

 今回は群馬県の紅葉を見ることにしました。
 
 まずは給油。
 何と、ハイオク\158/L…。
 信じられません…。

 気を取り直して、外環道に乗ろうとしたら、何と関越道へのJC付近で通行止…。

 やっぱり今日は止めようかな、と一瞬思いましたが、とりあえず所沢ICを目指してみることに。

 幸いなことに外環道と併走する国道298号線を走行中に、通行止が解除されたのが判り、タイムロスは最小限で済みました。

 関越道所沢ICからは、通常では考えられない車が列をなして合流してきました。
 周辺の下道も混んでたのでしょうか?
 結果、ラッキーなスタートです。


 現地着は丁度7:00。
 晴れているけれども、山の陰になっているため、日が差してくるには時間がかかりそうです。


 熊に注意しながら、斜面に突入。
 かつて、コルリ成虫をゲットしたポイントです。
 ここで、軽く数頭のコルリをゲットして、この山塊の別のポイントで軽い冒険をする目論見。
 
 でも、全く駄目…。
 (・)マーク材がほとんど見付からず、1時間歩き回ってもコルリと思われる幼虫を1頭ゲットしたのみでした。
 標高を上げると斜面はきつさを増し、Uターン。
 根性が足りません。
 前回は何故コルリ成虫が採れたのか?

 車で移動。
 丁度標高1100〜1200mm付近が紅葉のピークという感じ。

 初めて入ったこのポイント、(・)マークはやや太材に多いようですが、事情によりギブアップ…。
 ちょっと、限界を超えていました…。

 再び移動。
 標高を思いっきり上げてみます。

 高標高の場所は完全に冬枯れで、明るい林床を久し振りに体験することが出来ました。
 
 歩き回ってみたものの、確認出来た(・)マークは、コルリのものと思われるが一つだけ。
 厳しいです…。


 今日は、正直ボーズでも良いかな? そう思いました。
 
 でも時計はまだ9時過ぎ…。
 幾らなんでも、これで紅葉だけ眺めて帰宅するのは、恥ずかしい…。


 ということで、もう一度最初に入った斜面を丁寧に探索し、それでも駄目なら、諦めることにしました。

 ついさっき、朝の新鮮な目でチェックしたこともあり、(・)マーク材や幼虫の食痕のある材は全く見付かりません。
 やがて、先ほどは引き返した急斜面が目前に…。
 ちょっと迷ったものの今回は、登ってみることにしました。

 一気に雰囲気が変わりました。
 マーク材が一気に増え、幼虫のゲットなら簡単な感じ…。


 採集をするなら手抜きは絶対に駄目、ということを痛感。

 1♀潰した後、コルリの♂が出ました!
 ここのコルリは緑です。

 
 
蛹室は5〜6cm径の材の先端付近でした。


 その後、周辺で1♂と1♀を追加。
 満腹です。


 朝の赤っぽい光で撮影するより、陽が昇ってからの方が綺麗に撮れると思って、朝は撮影しなかった景色ですが、肝心の時間帯には雲が出てしまいました。
 紅葉撮影、毎年中々上手く出来ません。


 11:00少し前に現地発。
 今週も贅沢な日曜の採集をしてしまいました。






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