2007.09.15 関東周辺2ポイント
単独(家族同伴)

結果:コルリ2♀をゲットし、いよいよルリクワガタ属採集シーズンイン!

 当HPは、現在、「ルリクワガタ属の魅力」と言うサブタイトルを付けています。
 なので、コルリクワガタ新芽採集が終了してから、秋のルリクワガタ属材採集シーズンが始まるまでの間(=シーズンオフの間)、「採集記」はアップせず、「採集画像」として、カミキリやヒメオオクワガタを中心にした高山種クワガタ採集状況の画像をアップする形にしています。

 9月も中旬になれば、待ちに待ったルリクワガタ属成虫の採集も可能になります。
 本格シーズンインしたいところでしたが、今回は家族同伴と言う条件付です。
 当初は、山梨の車横付けポイントでヒメオオ&コルリ成虫のゲット、なんてイメージをしていましたが、先日の台風9号上陸の影響は深刻で、山梨県では現在も通行止の道が多数ある状況…。
 さて、どうするか…、迷っていましたが、5時発で、山梨は止め、関東周辺の高所2ポイントを回って来ることにしました。


第1ポイント

 現地着は7時過ぎ。
 風景画像を撮ろうと考えていたら、いきなり路上歩行のヒメオオ♂を発見しました!
 予想外の低標高です。


 ヒメオオの路上歩行個体、♀の方が圧倒的に多いと思いますが、実際、どの位の比率なのでしょう?
 やはり、ヒメオオはヤナギやカンバなどのルッキングで採りたいと思うので、路上歩行個体のゲットでは不満足です。

 標高を上げ、このポイントの今シーズン最高の当りヤナギと思われる場所に到達!
 車から見える!
 付いてます!
 車から降りてよく見ると♀…。

 ペアでないのが本当に残念…。
 今回は♀は、持ち帰らず、そのままにしようと決めていました。

 よく見ると、少し上にもヒメオオの♀がいました。

 ♂が登るのを待ってみることに…。

 30分待てば良いのか?
 1時間待てば良いのか?
 貸切の林道、♀はそのままにして、一旦他の場所に移動。
 
 しばらくして戻ってきたものの、ヒメオオ♀は同じように付いていましたが、♂の姿はありませんでした…。

 このまま、周辺で時間を潰して待つのは、精神的に厳しすぎる状況。
 チャレンジ出来る環境が少なすぎます。

 ヒメオオの追加は諦め、♀はそのまま放置して移動を決意。
 数年前なら信じられないです。

 持ち帰りは、最初の路上歩行♂のみ。

 秋を感じさせる空。


第2ポイント

 10:00前に到着。

 紅葉が少しずつ始まったようで綺麗な風景です。

 あと数週間もすると、素晴らしい紅葉が待っているのかと想像しますが、現地&帰りの混雑は回避したいので、この場所に紅葉シーズン最盛期に訪れることはなさそうです。

 一通りヒメオオを意識して見回ったものの、ゲットはゼロ。
 厳しい…。

 と言うことで、ルリクワガタ属、「コルリ」の採集に切り替え!
 先週、コルリの蛹を確認してはいますが、今シーズン初の本気モード。

 最初に持ち上げた材を削ると…。

 (・)マークの確認より、そして幼虫の確認より先に出ました!

 コルリの♀です!
 光沢が強く、大きいイメージ。

 その後、しばらくして、もう1♀を追加することが出来ました。

 ここは、コルリの新芽採集が可能なポイント。
 新芽採集なら、タイミングが合えば「爆発」も期待出来るはずなのに、材採集では、成虫の確認がやっとという感じです。
 恐らく、落ち葉を除けて、土を掘り返して出てくる材に、コルリ成虫は高頻度で出てくるのかと想像するものの、訳ありでそれが出来ない状況…。

 例年通りのレベルでの、ルリ属材採集シーズンインとなりました!

 15:00前には帰宅。


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