2007.05.20 群馬県
目的:単独、「原名」コルリの新芽採集にチャレンジ
結果:本命ポイントは雨&低温で採集にならず。
移動したポイントでの材起こし採集で、かろうじてコルリ1♂をゲット!
5月も下旬になり、いよいよ本格的なコルリクワガタの新芽採集にチャレンジ出来るシーズン到来となりました。
今回は久々に家族同伴で出動予定。
本命の5/19(土)は、寒気が流れ込んで不安定な天気。5/20(日)なら、平野部では雨の心配はないとの予報。
ということで、一日我慢して、日曜日に出動することになりました。
先週半ば、代休でカミキリ採集に出動されたピイさん情報で、以前から気になっている群馬県内の峠道が例年より早く開通したと知り、気分はその峠モードになっていました。
ただ、本命標高の芽吹きは、まだしばらく先になりそうとのことです。
それでも、標高を調整して、何とかしたいという思いで向かうことにしました。
4:00に起床。外は晴天のようです!
まずはWEBで雨の状況をチェック。
唖然…。
今日、向かおうとしているポイント周辺だけ、まとまった雨が降っている…。
それでも、陽が昇れば止むだろうと楽観視して、出動しました。
丹沢〜奥多摩〜秩父の山々がくっきり。富士山もはっきり見えます!
ガラガラの関越道を北上。
やがて、雨のもとになっていると思われる雲が目前に迫ってきました。
今年初、関東平野から離陸してしばらくすると、雨雲の中に突入して、パラパラと降り出し始めました…。
弱い雨ですが、気温が低いのが心配…。
天気が悪くなると言われている「朝の虹」まで見てしまいました…。
画面中央に虹
第1ポイント
現地着は7:00少し前…。
完全に本降りになっています。
標高を上げると、何と雨にミゾレが混ざり始めました。
気温は3℃…。
信じられません。
高標高の場所はまだ芽が堅く閉じたままで、晴れていても、採集にはならないでしょう。
一旦、峠の反対側に標高を下げてみると、良い感じのブナ、ミズナラなどの新芽が出てきましたが、雨が強く降っているし、寒いしで、とても網を出してスイーピングしてみようという気持ちにはなれません。
待ったとしても、雨が止む雰囲気はなし…。
これでは、家族サービスの森林浴には程遠い状況です。
直ぐに移動を決意。
とりあえず、「駄目元」で新潟に向かってみて、駄目だったらもう一度群馬県に戻ってくることにしました。
ちょっとだけ新潟県
再び関越道に入り、長い長い関越トンネルを抜けます。
トンネルを抜けたら、そこはカラっとした晴天、をイメージしていましたが、トンネルの出口近くで「トンネル出口
雨注意」の表示…。
夢は脆くも崩れました。
再び群馬県
一般道に下りることなく、料金所先でUターン。
再び関越トンネルを抜けしばらくし進むと、さっきまでの雨が幻のような晴天域に入りました。信じられません。
今日、考えていた新芽ポイントは何処も駄目そう…。
この趣味を始めて以来、原名コルリの新芽採集はほぼ好天に恵まれ、採集になっていましたが、今回ばかりは完全に敗北しました…。
一瞬、山梨まで大幅移動することも考えましたが、今日は日曜日。
無謀なことは止め、まだ1回しか実現していないコルリクワガタの材起こし採集に群馬県南部でチャレンジしてみることにしました。
9:00過ぎに関東平野に「着陸」。
第2ポイント
新緑とツツジが綺麗!
ここは、新芽が開ききっている覚悟が出来ていたので、迷わず、過去に最も(・)マークを確認している枯れ沢に突入。
コルリクワガタの材起こし採集、意外に簡単とのお話しも聞いたことがありますが、過去に1頭しかゲットしたことがない自分…。
まずは濃い場所で、その雰囲気を体験しないとです。
でも、簡単に追加は出来ませんでした…。
尾根道を散策。
爽快なハイキングです。
今日の同行者
標高を下げてみたら、意外にも良い感じに芽吹いたミズナラを見つけましたが、少し待ってみるものの、やはりコルリは現れず…。
渋滞もなく、14:00過ぎに帰宅。
家族サービスも出来たし、コルリも一応ゲット出来たし、今日の結果は良しとしましょう。
帰宅後、WEBで雨の状況をもう一度チェックすると、本命ポイント付近にはやはり雨雲がかかっており、気温も10〜11℃。
待たなくて良かったと思いました。
来週と再来週は、全開の「ルリ属」新芽採集をしたいものです!
第2ポイント産コルリ♂