2006.9.30 関東近郊の高所
同行:ねほさん
結果:コルリ1♀をかろうじてゲット!

 今回は、ねほさんと、コルリ狙いの採集に行ってきました!
 出発前には関東周辺の3箇所が候補に挙がっていましたが、ねほさんも地図でしか確認されていない完全新規ポイント・チャレンジも含めて、2箇所を回ってくることになりました!
 このような「冒険」にご一緒させていただくことが出来て、本当にうれしい限りです。

 10月が近付くと、日の出は遅くなり、日没は早くなるのを顕著に感じるようになります。

 ねほさん宅に5:00にお迎えにうかがって出発!

 コンビにで買い物をしたり、ETC割引を有効に使うため、時間を計りながら途中のICで下りたりしながら、第一ポイントには7:30過ぎに到着しました。


第1ポイント

 今回も当然のように?晴れてくれました!
 ねほさんとの出動、好天確率は100%を継続です!
 第一ポイントは、ねほさんのご経験では、コルリ(・)マークが極めて薄く、成虫ゲットは大変とのこと。
 確かにカラマツ植林が多く、単独では手に負えない感じ…。

 

 ねほさんのご経験で、このポイントで最も(・)マークの濃い斜面に突入。
 10月目前でも林床は薄暗いです。

 やはり、ルリ属材採集のベストシーズンインは、紅葉が終わって落葉が始まる時期と思う一方、その頃、コルリ材は落ち葉で埋まってしまって見付け難くなるので、難しいところです。

 (・)マークは、直ぐにねほさんが確認。
 でも続きません。
 マークがあっても、幼虫の食痕すらないケースがほとんど。
 何故??

 成虫ゲットは半ば諦め、とにかく幼虫を本気モードでゲットしようと思いましたが、斜面に入って1時間経過しても、2幼虫をゲット出来たのみ…。
 ねほさんも幼虫のゲットがやっととのこと。
 これだけの厳しい採集は初めてです。

 幼虫画像も久しぶりに喜んで撮影してしまいました!

 10:00前に一旦斜面を変えてみるものの、(・)マークの確認がやっとで、幼虫の追加すら出来ない状況…。
 ねほさんの厳しいポイントというお話しがようやく判って来ました。

 結局、もう一度最初の斜面に入ってチャレンジ。

 幼虫を何とかゲットしたものの、今回ばかりは成虫ゲットは難しいかと思った頃…。
 明らかにコルリとわかる食痕を見付け慎重に追ってみたら…
 
出た!!!
 
 ついに♀成虫が姿を見せてくれました!

 ねほさんに大声で「成虫ゲット」の報告!
 うれしい瞬間でした。

 結局自身幼虫8頭、ねほさん幼虫10数頭となったところでギブアップ…。

 ここではねほさんの木登りもあり、多数の「山の幸」もゲットすることが出来ました…。


第2ポイント

 実は、今回の採集の最大の目的はねほさんがどうしても確認されたいポイントでのコルリ採集。
 大幅に移動して目的地へ…。
 移動中の風景も素晴らしい!


 13:00前に第2ポイント周辺に到着。
 ところが標高を上げるとカラマツの植林だらけ…。

 少しだけ確認出来た広葉樹の急斜面に気合で突入することにしました。
 単独だったら、間違いなく怖気づいて、突入することはなかったような急斜面でした。

 雰囲気・条件(植生・標高)はまずまずなのに、(・)マークが全く確認出来ません…。

 結局、ここでは、お得意の看板や…、

 トグロを巻いたマムシを確認するだけで終了!

 かなりの急斜面を木や下草につかまりながら、ゆっくりゆっくり下りました。


(再び)第1ポイント

 もう一箇所「冒険」をする案も出ましたが、冷静に考えて難しいと諦め、もう一度最初の斜面に戻ることになりました。

 移動時間もかかってしまい、残された時間は1時間程度。
 日当たり状況が変わり、明るくなった林で気合でコルリ採集。

 相当な意気込みで挑みましたが、結果、コルリ幼虫すら採ることが出来ませんでした…。
 ねほさんも同じ状況とのこと…。
 こんなこともあるからコルリ採集は面白いのかと思います。


 今回は、これまでで最も厳しいコルリ採集を体験することが出来ました!
 今後の自身初ポイントでのコルリ採集に向けて、色々な勉強をすることが出来ました!
 
 ねほさん、ありがとうございました!

 3年8ヶ月で、ついに愛車の走行距離が50,000kmとなりました。


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