採集記
 (2006年6月10日)


 同 行:ねほさん、ピイさん
 目 的:長野県で原名コルリ狙いの新芽採集。
 結 果:第1ポイント … コルリ42♂+19♀
      第2ポイント … コルリ26♂+7♀
             をゲット!(自己採集持ち帰り分)

 関東地方在住の場合、ルリクワガタ属採集のために一年で最も重要な日を挙げるとしたら…、
 例年なら6月第一週の土曜日、残雪の多い今年なら、6月第ニ週の今日、または6月第三週の来週末となるのでしょうか?
 その一年の中でも大切な日、今回はねほさん、ピイさんと久し振りにご一緒させていただくことが出来ました!
 3人での採集は、3/18以来。
 本当に久し振りの採集になりました。

 実は木曜日から風邪気味で、少し不安な出発でした。


 今回もピイさんに迎えに来ていただき、ねほさん宅で合流して出発しました。
 ピイさん宅発3:00、我が家4:00、そしてねほさん宅4:30。
 
 ほぼスケジュール通りに、晴れ間の広がる関越道を北上!
 この3人で採集に臨むと、例外なく雨の中での採集はありません。


久し振りのピイさん号助手席

 車中では、先々週のねほさんとピイさんの遠征コルリ新芽採集のお話を詳しく聞くことが出来ました。
 来年はご一緒させていただきたいなぁ〜。

第1ポイント 
 
今年の雪の多さ、ご経験豊富な、ねほさん、ピイさんでも、コルリ発生ピークの予想には苦労されているようです。

 とりあえず、とにかくコルリを採ろうということで現地着。
 単独で運転して現地に向かうより、大幅に短い距離でポイントに到着してしまうような気がします。
 雪も標高が低ければ全くありません。

 残雪の量と新芽の開き具合のバランスが取れている地点を目指します。
 標高を上げて、良い感じのブナ新芽を見上げて見ると…。
 
居た!!

 とりあえず、2♂+1♀を回収。

 少しずつ標高を上げて行くと、爆発には程遠い感じですが、パラパラとコルリを追加することが出来ました。

 ミズナラに♂…、


 トネリコに♀、

 ブナにペア、



 何度見ても飽きません。

 ねほさん、ピイさんも順調に追加されているようです。
 そして薮を漕いでいたピイさんがこんなものを発見しました。
 秋にここに来てみるのも面白いのでしょうか?

 その後も、パラパラと追加…。
 このアングルに3♂。

 結局、12:00過ぎに移動することになりました。
 
 第1ポイントでは、自身42♂+19♀をゲットすることが出来ました!
 コルリ採集楽しい!
 そして爽快!


第2ポイント 
 ねほさん、ピイさんもご経験の全くないポイントに向かってみるものの、標高を上げても雪が全くなく、直ぐにUターン。
 コルリの新芽採集が出来るポイントを探すのは難しいです。

 
 相談した結果、幾つか候補はあったのですが、越後型コルリが採れるポイントに移動することになりました。

 現地着。
 雰囲気が良さそうな場所で車を停めて状況を確認しては、少しずつ標高を上げてゆきます。

 運良く、芽開き具合の良いミズナラに集まっていたコルリ9頭をゲット!


 やはり「越後型」コルリの♂は青いです。

 標高を上げたら…、除雪はされているものの雪の壁。
 この状態では発生のピークは2週間後位になってしまうのでしょうか?

 この状況で対向車が来てしまい、大変な思いですれ違うことになりました。

 高標高の場所では、僅かに雪の上のブナ新芽でコルリをゲット出来たものの、かなり厳しい状況。
 もう一度、標高を下げてチャレンジすることになりました。

 ブナの新芽も見ますがコルリの姿はほとんどなく、低標高の場所ではミズナラの新芽に集まっている感じです。







 昨年はほとんどミズナラの新芽に潜るコルリの撮影が出来ませんでしたが、今回は沢山撮影することが出来ました。

 結局、このポイントでは、自身26♂+7♀をゲットすることが出来ました!

 ねほさん、ピイさんはコルリだけでなく、大量の山菜、それにカミキリもゲットされていました。
 こちらはコルリモード一色で精一杯、いつか山菜なども採る余裕を持てるようになりたいものですがまだまだ先になりそうです。(笑)


 17:30過ぎ、ピイさんお勧めの美味しい蕎麦屋で蕎麦を食べ、帰途につきました。

 実は日没直前にもう1ポイント回るという話もあったのですが、私の風邪の状態が悪化して、集中出来ない状態…。
 コルリ採集をしている間は全く風邪気味だったことを忘れていたのですが…。 
 今回は、お願いしてパスさせていただくことになりました。
 ねほさん、ピイさん、本当に済みませんでした。
 
 関東平野への着陸は日没前。

 楽しい一日を過ごすことが出来ました! 


[持ち帰り個体]


左:第1ポイント産
右:第2ポイント産


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