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第１ポイント　
　現地着は7:00前。

　天気もOK。
　風もなし。
　気温も上がりそう。

　ということで、気合が乗ってきます。

　ただ、これまで、採集実績のあるポイントまでは、国道が開通していないことが判っていたので、これまでチャレンジしたことの少ない手前のポイントでのチャレンジとなります。

　ところが…、標高を上げると、林床は雪だけ…。
　素晴らしい景色が広がっていますが、コルリの発生はもう少し先になりそうです。
　ならばと標高を下げてみます。
　ブナ幼木の新芽の開き具合の良いものが、パラパラとあります。

　車を停めて、歩いてみます。
　舗装道を歩く歩く…。

　でも、昨日の潜り込み個体は全く確認出来ません。
　かなり標高を下げて、一旦車に戻ろうかと思ったその時、ブナの脇の樹種不明の木に飛翔してやって来たばかりと思われるコルリ♂を発見！
　撮影は困難な位置なので、即座に網を出しゲット！

　ボーズは逃れ、とりあえず一安心！
　でも、全く後が続きません。

　その後も、ひたすら歩いていたら、通りかかった車が速度を緩め、横で止まりました。
　「採れましたか？」、運転席からの声。
　「♂を１頭採れましたが、厳しいです…。」
と言うような会話を交わしてからよくお顔を見ると…。

　何と、isseiさん!!
　ホント驚きました。
　isseiさんも、私がここに居るのに驚いていらっしゃいました。
　昨夜0:00に東京を出発して、こちらに着いてから仮眠されていたとのこと。

　isseiさんは、本命のカミキリ採集と、お知り合いの方にコルリ採集を案内されるためにここに来られたとのことでした。
　しばらく色々な話をして、それぞれの目的ポイントに散って行きました。



　その後も中々、コルリが見つからない状況でしたが、僅かにあったミズナラの新芽を見たら…。
　居た！

　１♂をゲットした後、直ぐ近くにペアで付くコルリも確認！
　ミズナラの場合、ブナに比べて大分葉が開いても、コルリが付いてくれるようです。