採集記
 (2005年8月20日)


 同 行:いしさん
 目 的:南会津で、ヒメオオ狙いの採集。
 結 果:ヒメオオ5♂+2♀をゲット!

 今回は、いしさんと南会津で、ヒメオオ狙いの採集をしてきました。
 いしさんとは、昨年11月以来久しぶりのご一緒です。


 自宅発は4:00過ぎ、日の出時間も段々と遅くなっているのが判ります。
 高速を走行中に夜明け。昨晩雨が降った形跡がありますが、今日の天気はまずまずのようです!


 いしさんとは、ポイントに向かう途中の道の駅で合流しましたが、久し振りのフィールドと言うことで、寝付けず、深夜に到着していらっしゃったとのことでした。



 
まずは、「壮絶ポイント」へ。
 先日、7/17に足を運んだ時より更に下草が伸びて、かなり厳しい藪漕ぎになっています。
 クマ避けの鈴を鳴らしながら、二人で薮の中を進みます。



 この場所を見付けてから6回目の夏となる今年、人が入っている形跡はほとんどありませんが、これだけ下草が伸びてしまっては、ヒメオオの姿を見られるのもあと僅かになってしまうのでしょうか?
 新しい齧り痕はほとんど確認出来ず、数年前ヒメオオをゲットした古い齧り痕が寂しげです。


 結局、ヒメオオもアカアシも確認出来ないまま一番奥のヤナギへ。
 
居た!
 7/17にヒメオオ1ペアをゲットしたやや背の高いヤナギ。
 一瞬喜びましたが、何か様子が違う。
 網で受けてみるとアカアシでした…。
 この木には例年、アカアシの姿はほとんどなく、ヒメオオだけが付く感じでしたが、この状況もヒメオオ採集の終焉が近いことを示しているのか?


 よく見ると、このヤナギにはアカアシの姿が多数あり、とりあえず網で受けて行くと…。
 ヒメオオ♂が入った!
 小型でしたが、およそ13ヶ月振りにヒメオオに対面されたいしさんもご満足の様子。

 今年、2回足を運んで、いずれも一応ヒメオオが採れたということで、来年以降もこのポイントには足を運ぶことになりそうです。



 その後は、路上歩行のボロボロ・ミヤマ♀を見付けたり、

 ヤナギの枝の下側を歩くヒメオオ♀をゲットしたり、




 ダケカンバの細枝に付くヒメオオ・ペアをゲットしたりしながら、楽しい時間は過ぎて行きました。

 大発生しているアブが常に周囲を飛び回っていて鬱陶しかったのが残念ですが、高所の美味しい空気を思う存分吸ってくることが出来ました!



 午後からは雷雨になったりしましたが、温泉入浴後の夕方、いしさんは道端に捨てられた堅い堅い材を削り、ヒメオオと思われる幼虫をゲットされました。
 大汗をかき、アブの攻撃を受けながらの採集、本当に凄い根性です!


樹皮はこんな感じ


 天気さえ良ければ、外灯の見回りもする予定でしたが、雨の中、クワガタの姿は全くなし…。


雨の中、外灯下の見回りをするいしさん(車内より撮影)

 
 いしさんも、昨年の同所周辺での外灯回りとは違う状況に諦めが付いたようで、23:00前には帰宅しました。
 いしさん、色々とありがとうございました。



 (本日のクワガタの成果)2人まとめて
   ヒメオオクワガタ:5♂+2♀
   アカアシクワガタ:16♂+12♀
   ミヤマクワガタ:3♀
   コクワガタ:1♂+1♀
   スジクワガタ:1♀

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