採集記
 (2005年6月18日)


 目 的  :長野県で原名コルリの新芽採集。
 結 果  :原名コルリ181♂+57♀の新芽採集に成功!!
      

 今日は、3/12以来15週連続17回目のルリ属狙いの採集に行ってきました。
 今季のルリクワガタ属採集もいよいよ終焉目前、良く通って来たものです。

 今年、コルリクワガタの新芽採集に関して衝撃を受けたこととして、
@ブナの新芽以外でも狙って採れる
A「越後型」のコルリは本当に青い!
というのがあったのですが、その両方を確認出来る、長野県の高所を目的地に選びました。

 久し振りの単独採集、長い道中となりそうです。


 自宅発は4:45。
 コルリの新芽ならもう少し遅い時間でも良いのかも知れませんが、前日の居残り個体のことをイメージすると、やはり早い時間に出発してしまいます。
 関東地方と長野県の天気予報は共に「曇」とのことでしたが…。

 定点撮影(?)ポイントは曇より空…。

 北上するにつれて、連続ワイパー必須な雨模様…。

 今回こそ、雨に負けるのかと思いましたが、「国境」のトンネルを抜けると…。
 何と晴天!!
 ついついアクセルを強めに踏んでしまいます(苦笑)。



 現地着は7:30前。

 高木の新芽は完全に開ききっていますが、頂上付近には雪がまだ残っていてその周辺の低木の新芽の開き具合が良い感じ…。
 これは、当たりかもしれない!



 昨晩は雨が降ったようで新芽は水滴だらけ…。
 それでも、やや高木の黒い小さな塊に網を当ててみると…。
 まずはコルリ♀です!


 直ぐに「越後型」の青いコルリ♂も立て続けにゲット!
 上翅に水滴が付いています!




 多分昨日の居残り組みと思われますが、到着後1時間で10数頭のコルリをゲットすることが出来ました!

 青いコルリ、本当に魅力的です!




 顔の前に寄ってくるブヨが鬱陶しいですが、この季節の豪雪地帯のブナの森、最高に爽快です!


 
 9:00を過ぎた頃から、少しずつ飛翔個体が増加!
 その後、突然雲行きが怪しくなり、雨がパラパラと降り不安になりましたが、その直後、急に晴れてきた瞬間が今日のハイライトでした!
 ちょっとの距離を歩くだけで、毒ビンに移す間もなく、あっちにもこっちにもコルリだらけ…。


 トネリコでも多数ゲットすることが出来ました!




 飛翔直後の個体の採集が圧倒的に多かったので画像は少ないですが、コルリだらけ…。





 
 14:30過ぎまで、本当に満腹な採集を楽しむことが出来ました!
 気付けば昼食をとっていませんで、満腹とは正反対の空腹でした…。

 標高をちょっと下げただけで、そこは初夏の風景…。
 豪雪地帯の高所、独特の季節の入り乱れがあります。


 生体持ち帰り個体を含めて、採集個体はなんと181♂+57♀!
 即展足出来ない採集個体は、冷蔵庫で保管し、シーズンオフに展足して、大切にしたいと思います!




 (本日の成果)
  長野県産コルリクワガタ:(181♂+57♀)

TOP