採集記
 (2004年8月12日)

 
 目 的  :新潟県にてヒメオオクワガタのルッキング採集
 結 果  :目的のヒメオオ1♂、アカアシ多数、スジ、コをゲット!
      

 柳病が発症しているのは仕方ないのですが、今年の採集記録を眺めてみると、ペアで柳に付いているヒメオオを採集していない!
 ということで、朝3:30発で新潟方面にヒメオオ狙いのルッキング採集に行ってきました。


 お盆休みの帰省ラッシュが予想されたため、早めに出ましたが、渋滞とまでは行かないまでも、高速道路は途中60km位で流れる場所がある状態でした。
 到着時の外気温は14℃!
 寒くて、藪漕ぎ用の長袖シャツをはおることになりました。


 それにしても、高所の空の青さは平地とは違うような気がします。
 山には目視で残雪まで確認出来ました!



 柳を中心にしたルッキングを続けて行くと…。
 
黒い塊発見!

 ペアですが、厚みからしてアカアシのようです。 



 至る所で黒い塊を確認出来ますが、アカアシばかり…。
 やがて、アカアシをネットに入れようとしたら、なんと目では確認出来なかった大型のヒメオオ♂が目の前に落ちてきました。下草に埋もれてしまいましたが、落ち葉をどけてゆくと無事に発見。
 51mmの立派な♂でした。前肢のフ節がなく、大顎が磨り減っていることから、越冬成虫のように思われました。
 その後、マイ・セカンド・ギネスの49mmのアカアシ♂を追加することが出来ました。
 アカアシは、新潟でもサイズにさえ拘らなければ、まだまだ採集出来そうでした。


左:新潟産アカアシ49mm♂、右:新潟産ヒメオオ51mm♂

 その他に小型のスジ・ペア(♂は今年初ゲットでした…)、コクワ・ペアも採集することが出来ました。
 大半のアカアシとコクワは、サイズ計測後、そのままリリースしました。


樹皮割れ目に頭を突っ込むスジ♀


 最近、柳のルッキング採集は、半日も続けると満腹状態になるのですが、帰宅すると、またブナと柳を見たくなる…。そして、また高所に足を運ぶことになる…。
 悪循環に陥っているいようです…。
 目的のペアで柳に付くヒメオオは、次回以降の楽しみということにしようと思います。

 (本日の成果)
  ヒメオオ:1♂
  アカアシ:19♂+10♀
  スジ:1♂+1♀
  コ:1♂+2♀ 

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